【読書記録】「農業のマーケティングの教科書」
元々マーケティングに興味があり、その中で本業の講義の中でも紹介されていたので、読んでみた。
「農業のマーケティングの教科書」を読む目的
・本業の講義の中で、紹介する機会があるため予め内容を知っておきたかった
・個人的にマーケティングに興味があったので、農業に特化したマーケティングの手法を知りたかったから
3つの学び、気づき
・消費者、顧客目線で商品を売る
農業者はどうしても、生産の立場で野菜の価値を捉えている。
トマト+〇〇=おいしい
と言う式があった時に、生産者は〇〇に「甘い」「艶のある」などを入れがち。
対して消費者は「チーズ」や「パスタ」などを入れる傾向が高い。
こういった様に、生産者と消費者では野菜に対して感じている価値が違う。
まずはこの認識を改める必要がある。
・優れるな異れ
現代ではどの野菜でも、生活をする上で困るほど不足している野菜はない。
消費者の立場からすると、どの野菜を買ってもそれなりに美味しい。
そうなった時にいかに自分たちが生産した商品を手に取ってもらうか。
サイズ、味覚、生産方法etc…
同じトマトといえど、さまざまな要素で他と違いを作り出すことはできる。
甘いトマト、形の綺麗なトマト、これらを追求したところで、他と同じになってしまう。この戦いではなく、もっと別の道で勝負をする。
・農業体験で求められている価値
個人的に農業体験はこれからの農業を行う上で、農業✖︎観光は外せないと考えている。
本書には農業体験へ参加する人が、どんな価値を求めているか。
1.現地の人との出会い
2.自然を重視
3.学びを重視
4.体験を重視
5.土地ならではの商品を求める
SNS などで発信を行う際の軸にすると良いと考える。
ネクストアクション
・本業の中で活かす
・マーケティングの講義をできる様になる
・自分で実際に農業体験を開催してみる
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