見出し画像

正しいトレーニングvs間違ったトレーニング

見た目だけでない機能性の獲得

正しいトレーニング?

「正しいトレーニング」私も使う表現ではあるのですが(伝わり易いので)正解か間違いかというのはナンセンスだと思っています。

目的に対して効果的なアプローチなのか、継続する上での環境要因、メンタルや肉体的に耐えられるものなのか、影響する事象は多岐に渡ります。時間も金銭面やらもある。

でもこの⚪️か×かという思考の人はとても多いです。はっきり正しいとか間違っていると言えるものは試験くらいでしょう。最近だと中学受験でも詰め込み式だけじゃなく思考力が問われる試験形式になっているようです。

安全かどうかって話をすると1パーセントでもリスクがあれば、安全か危険かの二択で考えると、ゼロリスク以外イコール危険がある、って判断。

物事全てがグレーって認識はなかなか持つことは難しいわけです。

優劣の評価軸

どうしても評価となると、見えやすいもので測られがち。

トレーニングだと重量や見た目とかですね。筋肥大や絞ることも楽しいし、重たいものを持ち上げる事は大変楽しいものです。

見えやすいものは他者との比較も行いやすいのでハマりやすい。あいつより重量が上がる、いい体をしている。

大変結構なことです。

人間は群れの中で生きるのでその中での立ち位置や評価は幸福度の指標として大事なのかもしれません。

見えにくい「動き」の評価

スポーツパフォーマンスにおいて、正しく動作を行えているかというのは一見分かりにくいものです。

見た目だけでない機能性の獲得

ただ、奥深いしめちゃくちゃ面白い。

色々絡み合います。力強さや速度や精度が必要なものも。そのためには体づくりの要素も必要なケースもあるでしょう。

機能性の定義

筋肥大のトレーニングってわかりやすい。楽しいですよね。

なんだかんだスポーツの補強としてトレーニングを始めてるのに体型の変化が楽しくなって脱線する人も多いです。幸せならいいと思います。

日本人はお洒落や身だしなみに気を遣うんだから、体型の変化の影響は本人にも周囲に対しても大きい。

フェーズとして筋肥大が必要なケースももちろんある。

機能性ってなんだ?

ヒートテックやドライフィットみたいに温かい涼しいみたいに分かりやすい機能性ならいいんですが、身体や筋肉の機能性となると途端に言語化がむずかしくなります。

この辺の定義が曖昧だから乖離した不思議体操が生まれるわけです。

使える筋肉の定義とは何でしょう?

抽象化が千差万別な感も否めませんが、スポーツ万能のイメージでしょうか。SASUKE優勝するとか十種競技みたいなのですかね。

特異性の原則

スポーツにおける共通項はありますが、それぞれ動作における筋肉の貢献度も動き方も違ってくるので、これやっとけ!みたいなものはありますが、すべての競技に共通するものはなかなかないわけでもあります。

とりあえずフルスクワットやっておけば間違いはないですが、それだけで済むほど単純なものではありません。

個別性もあるし、

「何のために行うのか?」

という、漠然とした問いへの答えを言語化するだけでも答えに近付いたりします。

先日、トレーニングに求める部分を会員さんとお話ししていたら、その問題は技術面の比重が高い部分だったケースもありました。練習しましょう。

もちろん技術と体力は両輪であり、どちらが欠けても成立しないものですし、対立概念ではありません。

この辺りの事についても今後noteで書いていきたいと思います。

ここから先は

0字

職業筋肉パーソナルトレーニングプラン

¥20,000 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?