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障害者雇用で5周年記念に至った覚え書き

2018年の7月20日に今のお店にパート社員として初出社しました。

そして、今日で5周年目を迎えました。

(双極性障害持ちの)精神障害者として

一般就労が続けられて少しだけ節目になるという機会に

続けて働くことができた3つの要素について述べてみたいと思います。


  1. 周囲に障害についての理解があったこと

  2. 仕事についてささやかな仕事をできるだけきちんと行なうこと。

  3. 自分の仕事だと思ったら続けて率先して動くこと。


これら3つが仕事が続いた背景になってるように思います。

周囲に障害についての理解があったこと

目上の方が障害に理解があったために

複雑な接客から外してもらえました。

これが一番大きいです。

さらに目上の方だけでなく周囲からもどこかで何かしら

助けてもらっています。


仕事についてささやかな仕事をできるだけきちんと行なうこと。

周囲に支えられてばかりですと自分が申し訳なくなってしまいますね。

そこは自分の与えられてる役割をちゃんと果たすことが

自分なりに周囲へ貢献しているという自己評価を持ち続けることです。

例えばお店の環境整備。

果たして華やかで人気があって誰もがやりたい仕事でしょうか?

でも誰かがやってくれてるから仕事は回るのだと思います。

草取りやトイレ掃除や店頭にはたきをかけてホコリを落とすこと。

接客はできなくてもこれらを行なうことでご来店された

お客様に気持ちよく買い物をしてもらえます。

私がこれらを担当することで、他の店員の方たちは接客に集中できます。

月並みな言葉ですが働くって「傍を楽にする」言葉から来てるようです。

周囲を楽にして動きやすくすることこれが働くことの主たる要素

だと思います。

なんのために働くかというのは大きな主題になります。

最終的にはお給料をもらうことでもいいのだと思います。

休みに自分が楽をするために働くといってもよいのかもしれません。

仕事をしている時に自分が楽をしていたら仕事になるかは少し疑問です。

ただし傍を楽にすることと、自分が楽しい気持ちで働くことは

両立ができます。(いつもとは言いません。一時的にですかね。)

周囲の店員の方たちから助かりますとかねぎらいの言葉をもらえる

職場で本当に今の職場には感謝しています。1.の要素は大きいです。

2.の要素として自分のやっている仕事は本当に費用対効果で

職場に貢献できているのか心配になることがあります。

どんなにささやかな仕事であっても

仕事として割り振られているのであればできるだけ丁寧にやります。

自分の仕事だと思ったら続けて率先して動くこと。

きちんとできているのか確認を自分から周囲に向けて取っていきます。

疑問があれば改良できる点を考えたりもします。

提案してみてもいいと思います。拙い提案だっていいじゃないですか?

ただ与えられた仕事をこなすだけっていうのもさみしいですから。

自分の主体性だって活かしたいですよね。

3の要素として自分の仕事だと思って取り組むとこれは

君の担当として任せてもらえることがあります。

チャンスだと思います。自分でできる仕事の範囲が広がることは

自分の仕事のやりがいを大きくしますね。

働く際には後工程の仕事を意識するということにも関係しているかと

思います。

(この言葉は以前続けた郵便局のゆうメイトの仕分けの仕事で

覚えた私にとっては財産みたいな言葉です。)

職場に新しく人が入った時には自ら「障害者雇用で働いています」

「裏方を担当しています」「よろしくお願いします」

相手よりも先に声をかけます。

こういうのは率先し行動したほうが後々自分の身の丈にあったこと

だと思うのです。それは自分を障害者ですと紹介するのに

抵抗が未だに自分の中に残ってるからでもあります。

ただ先に言ったほうが後々の気持ちも軽くなるというのが実感です。

決して器用に仕事をこなすというよりは地味にコツコツ続ける方が

性に合います。

だから5年続けられたということを少し自ら前向きに評価したいと

思って今回の記事を投稿しました。

私の稼ぐ額なんてほんとうにささやかで税金など

十分に払えてるかというと自信及ばずです。

そんな私なんてと思うのも自由だし。

私だって私なりに働き続けると思うえばそこまで自らを恥じることも

ないのかなと思います。

それはその健常者のようにじゃんじゃんばりばりと働き

きっちり納税もでき結婚して家庭をもって持ち家もって

高級車にも乗ってみたいな立場になりたくないとは言いません。

なれるものならなってみたいのはやまやまなんですけれど。

自分にできる範囲の仕事を続けたことについて、

それを低収入だの軽く見て嗤う人がもしも眼の前にやってきたら、

「それがどうした?ぼくドラえもん♬」とでも歌ってみたい

かなと思います。


きれいごとばかり書き連ねたかもしれません。

ただ私はとあるカメラ屋さんで「美化」の仕事をしてます。

なのでそこは仕方がないのです。

ここまで読んでくださり(私の5周年記念にもお付き合いいただき)

ありがとうございます!

ではまたの機会にお会いできますように。

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