東海大会

お疲れ様です。

今日は僕が初めて、歯が立たないと感じた時のことを書きます。

小学4年生の時、桜島サッカー少年団の僕らの代はそれなりに強く試合で負けることがほとんどありませんでした。

大会名は忘れましたが、県大会から全国大会まで続く大会がありました。

その大会では、県大会は勝ち進み優勝を果たし、東海大会に進むことができました。

県大会でも、負け知らずで、個人としても「全然やれる」と思っていました。県大会では得点も量産し、まずまずの活躍でした。

そんな雰囲気の中、挑んだ東海大会。

歯が立たない経験

東海大会、初戦、名古屋グランパスとの対戦でした。

あの時は、

「Jリーグの下部組織と試合できるとか最高やん!」

「絶対強いけど、絶対勝てる!」と思っていました。

そんな中、迎えた当日。試合開始。

開始早々失点。

ん、なにかおかしい。

チームとしても個人としても、ボールを保持できない。

全くなにもさせてもらえない。

そこから、立て続けに失点。気が付けば、5失点。

終わってみれば、1-5。大敗。

なんだ。この集団は。敵わない。

相手チームに誰一人として、レベルが劣る選手がいない。チームとして強すぎる。

ショック、絶望感、苛立ち。

色々な感情が頭の中をグルグル回っていました。

保護者や、試合を見ていた人たちからは、

よく頑張った。5点で抑えれただけすごい。

しょうがないよ。

などと言う声が聞こえてきました。

それに対してもすごくいらだったことを覚えています。

そんな慰めの言葉なんていらない。

それに結果は、負けたけど、負けることを最初から分かっていたような口ぶりに腹が立ちました。

その程度にしか、自分たちは映っていなかったのか。

結局、少年団は、エリート集団に負けて当たり前なのか。

ほんとに悔しかったです。


しかし、負けた自分が悪い。勝てなかった自分が悪い。すべては、力がない自分が悪いという現実がすべてでした。

あの日がきっかけで、上には上がいることを身をもって感じ、自分の未熟さ、また、伸び代を感じました。

また、本気で上を目指そうと思えた瞬間でした。

こんな悔しい思いをしないために、もっと練習してもっとうまくなりたい、もっとレベルの高いところに身を置きたい、そう強く思いました。

この日を境に、サッカーに対する姿勢や考え方が変わっていくのでした。


次回は、少年団を辞め、新しいチームでの挑戦について書きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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