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子どもがつかまり立ちするまでにやるべきこと

子どもがズリバイやハイハイをし始めると行動範囲が劇的に広がります。さらにつかまり立ちを始めると、ソファや椅子によじ登り始めます。それに伴い、家の中で子どもが怪我をする可能性も飛躍的に高まります。

そのため、子どもが部屋のどこにいて何をしているかを常に把握し、ソファから落ちそうとか危険がありそうであればすぐに助けに行くことになります。子どものすぐ側にいられるのであれば大丈夫ですが、実際は家事をしながらだったりするので、これがかなりのストレスの原因になります。

事前にやるべき3つのこと

実際にこの状況に直面して気づいたのですが、3つのことをしておけば、このストレスの原因を取り除くことができます。

1. 手の届く範囲に触られてはいけないものを置かない
2. 子どもの手が届かない高さでものを置けるスペースを確保する
3. いたずら遊びをするためのおもちゃを与える

1つ目は基本的なことですが、徹底してやっておかないと、その都度ものをどかしたり、子どもから取り上げたりしないといけないので、結構なストレスになります。単純にモノだけではなく、触ってはいけないコンセントや開けられては困る引き出しなども対象です。
また、子どもが入る可能性がある部屋全てを対象にこれができると理想的です。というのは、子どもは好奇心がすごいので、ハイハイができるようになるとどこまででも行動範囲を広げていきます。なので、普段生活するリビングだけでなく、寝室なども対応できると安心です。
それでも入られては困るところは常にドアを閉めておくか、ドアがないところはベビーゲートがおすすめです。

2つ目は、1つ目を実現する上で非常に役に立ちます。というのも、触られはいけないものをなくすと、常に使うものもどこかにしまっておくことになってしまいます。例えば、ティッシュやテレビのリモコン、ペンなどでしょうか。そういうものは使用頻度が高いのですぐに使える場所に置いておくことになると思いますが、子どもが届かないところに置かないとすぐに子どもが飛びついてしまうので、子どもの手の届かないところにスペースを確保して、そこに集約するようにすると便利です。

以上の2つ目をやった上で3つ目が非常に重要なのですが、大人から見た場合に触られてはいけないものは、子どもからすると貴重な学習材料なのです。引き出しを開けたり閉めたりすること、あるいはティッシュをどんどん引っ張り出して散らかすこと、ものを落とすこと、そういうことを通して手や足の運動、ものを掴む感触などを学習しています。
それを全て取り上げてしまうことになるので、その代替として同じことができるおもちゃを与えることが大切です。

毎日のことですので、事前にしっかり準備しておけると良いですね。そして、いたずらは子どもにとって学習なので、その点を忘れずに対応していければと思います。

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