2022年を振り返り~あなたは発酵しましたか?
さて、2022年がまもなく終わります。
今年は、皆様にとって、どんな1年だったでしょうか。
私ごとになりますが、今年を一言で振り返ると
「挑戦したけど、まだまだ甘かった」
というメッセージ、気持ちが降ってきます。
この「組織発酵学」もリリースして1年が経ちました。
お陰様で、何十人を前にお伝えし、体験いただく機会など、サービスを導入いただける場面や企業様が増えました。ありがたいことです。
しかし、この「組織発酵学」を開発した原点、ねらいである「この国にイノベーションを!」につながる、主体となるサービスや提供実績にはまだ至っていません。リーダーシップ開発や、ダイバーシティ組織開発、主体性(自律性)人材育成などの講演、研修などを導入頂いたのみです。
そんな意味では、挑戦しているけど、まだまだ至っていないな~ という悔しさ、自分に対する無念が募るのです。
しかし、よくよく考えてみれば、これも発酵学を基に冷静に観れば
「そりゃ、そうだよな~」と思うのです。
それは、まだまだ「セルフイメージが低い」、あるいは「ゴールが決めきれていない」からだと思うのです。
・この組織発酵学は、かならず役に立つ
・喜んで頂ける内容に間違いない
・こんな課題を抱えているお客様にこう喜んでもらっている
・そんな組織とご一緒することで、組織発酵の輪が拡がっている
こういったイメージを、自分が迷いなく描けているか
こうなると決めているか
ここが弱かったのだと思うのです。
組織発酵学 第1の法則 「発酵と腐敗も見方次第」
~視点を変えれば発酵も腐敗も同じ~
この法則に従って、起こる出来事が痛かろうが、怖かろうが
「こうなる」と決めておけば、起こる出来事は
発酵だろうが腐敗だろうが、それは一時的なこと。
それにも関わらず、僕は「できるかな」という不安や
「まだ自信がないし」とおっかなびっくりしている状態で
身近な結果がどうなるかだけを心配している。
あるいは、まごまごしている状態。
うーーん
そうだった
まずは、自分でイメージやゴールを決めておくこと。
きっと、こうなる!
を決めて、プロセスを楽しもうぞよ。
準備や頭で対策を考えてばかりいないで
こうなる!を決めておく。
これが、発酵、ひいてはイノベーションにつながるはず。
年末の振り返りを通じて、自分が組織発酵学に助けられました。
ぜひ、皆様も、新しい年を「こうなる!」と決めてみませんか?
組織発酵学プロデューサー
原 佳弘