薄くなった中国のネット爆買の日「W11」
11月11日、つまりW11、ダブル11、または「双11」は、中国ではネットで爆買する日です。
もともとは「11」は一人ぼっちの意味で、11月11日は「一人ぼっちの日」でしたが、Taobaoをその日に「一人ぼっちは可愛そうだから自分へのご褒美でも」というキャンペーンで、爆買の日を作ったわけで、本日に至ります。
今は「双11」と言えば爆買の日であり、元ネタの「一人ぼっちの日」はもう知らない人が出て来ました。
最初の「双11」は本当に11月11日という日の祭りで、一日で完結するし、夜の0時まで起きて、時刻が変わった途端に注文するという一大イベントでした。
しかし夜ふかしは良くないし、11月11日が平日の場合は、翌日の仕事に支障を出すことさえあります。徐々に0時じゃなくて、10日の夜8時になってきました。
それでも1日の祭りであることだから、その1日はネットサービスのサーバーは大きな試練ですね。億単位の注文が殺到するわけですから、サーバーがダウンすることはあり得ました。
そこでここ数年、11月11日にあるはずの「双11」は11日ではなく、11月1日からになっています。長い間ゆっくり選んでいいし、割引は同じく「双11」の値段に。
今年は10月31日の夜8時からは既に「双11値段」になり、ますます「11」の意味がなくなっています。
多分11日当日はもっと安いだろうが、もうそれを諦めます。買いたいものをさっさと買って終わりです。
ちなみに今年買ったものは、「実物」は1つもないです。各種サービスのサブスクリプションだけです。やっぱりそれらは安いです。
他のものだと、必要じゃないものは、もう買わないようにしています。
では、おやすみなさい。
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