アラサーOL、転職を決意するまでを振り返る2【新卒入社編】
今回は入社してからのことを振り返ります。仕事の内容というよりも職場環境や人間関係を中心に振り返りたいと思います。私は入社約6年半で転職を決意するに至ったわけですが、その一番の理由が職場環境と人間関係だったからです。
入社〜新入社員研修
内定式やら入社式やら定番の行事を経て、晴れて私は社会人となりました。入社式ではお偉いさん方の前で一人ずつ自己紹介をするのですが、そこで私は「ゲームが好きです。ゲームさえあれば仕事でどんなに嫌なことがあっても頑張れます」と話したことを覚えています。今思うと、仕事は嫌なものという前提でのコメントですから、ネガティブですね(笑)実際にこのときはゲームにどハマりしていて、辛いときにはよく助けられました。当時ほど熱中はしていませんが今でも続けていますし、気分転換にはおすすめですよ。
少し脱線しました。入社後の話に戻ります。
最初は同期と一緒に集合研修を受けました。同期には恵まれ、仲が良かったのでコロナ前はよく集まって飲みにいきました。今回、転職にあたって一番寂しいと感じていることが、"同期"という存在がいなくなってしまうことです。何でも気軽に話せる同期は仕事においても心強い味方だったので、大きな喪失感があります。私の部署にも転職してこられた方が数名いらっしゃいましたが、皆さん口を揃えて同期は大切にしたほうが良いと言っていました。転職を決めた今はこの言葉の重さがよく分かります。
どきどきの配属発表
研修最終日に配属発表がありました。新入社員にとって一番緊張するイベントではないでしょうか。
前回の記事で書いたとおり、私の希望は管理部門でした。人事、総務、経理…これと言ってやりたいことがあるわけではありませんでしたが、なんとなく外回りの営業よりは楽そうだし、潰しが効きそうという考えからです(我ながら本当に怠惰な考えです)。
結論から言うと、私は管理部門に配属されることになりました。ヨッシャ!!と心の中でガッツポーズをしました。自分の思い描いていた内勤OLになれるのだと。人生の中で嬉しかった瞬間ランキングを付けるとしたらかなり上位に入ると思います。
同期の中には希望が叶わず涙している人もいました。当時何と声をかけたのか覚えていませんが(そもそも声をかけられなかったかもしれません)、悔しいのだろうなと思った一方で、仕事に対して涙を流せるほどの情熱を既に持っていることが少し羨ましくもありました。もし自分が希望どおりの配属でなかったとしても「マジか〜まぁしゃーないか」程度にしか思えなかっただろうと容易に想像がついたのです。
自分のこの良く言えばサッパリした(?)性格も意外と気に入っていますが、私の目には同期が自分には無い"熱さ"を持っている、とても美しい存在に映りました。
振り返れば入社以来、自分に"熱さ"を感じることはありませんでした。それ自体が悪いことだと思っているわけではありませんが、たまに熱い方に出会うとやはり羨ましく思う瞬間がありますし、配属発表のときの同期の涙は今でもはっきりと覚えています。
でも、みんながみんな熱い人間だったらそれはそれで暑苦しい気もするので、自分は無理せずマイペースにやっていこうと思います。
仕事とは全くの無関係ですが、今これを書いていて"事務所の同期であるはっしー(A.B.C-Z 橋本良亮さん)がデビューが決まって涙を流しているのを見て「悔しい、自分もデビューしたい」と思った"というふっか(SnowMan 深澤辰哉さん)の話がふと頭をよぎりました。熱くなれる人は素敵です。
以上、今回は入社から配属発表までの振り返りでした。次回は配属後について振り返りたいと思います。
今さらですが、記事の執筆にあたり事前に骨子を作っているわけでもなければ推敲に推敲を重ねているわけでもなく、当時を振り返りながら思ったことをそのまま書いています。これからも流れが分かりにくかったり、突然ぽっと出の話がでてきたりするかもしれませんが、適当に読み流していただけると幸いです。
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