封筒の色が語るビジネスメッセージとは? 企業価値を伝えるカラーガイド
社用封筒の色は、企業のイメージを伝えます。封筒に限らず、その企業を象徴する色をコーポレートカラーと言い、その色の選択は、企業の認知度や売上にも関わる大事なブランディングのひとつだからです。とくにダイレクトメールなどに使う場合では、色が与えるイメージは売上と密接な関わりがあります。
この記事では、2031年に創業100年を迎え、スラット付き(両面テープ付き)封筒の品揃えが業界ナンバーワンを誇る紙製品メーカー・山櫻が、封筒の色選びについてわかりやすくお伝えします。
ビジネスにおける封筒色の選び方
まずは、ビジネスにおける色選びの重要性について整理してみましょう。
色選びの基本的な考え方
封筒に限らず、その企業を象徴する色をコーポレートカラーと言います。企業の色選びは、企業の認知度や売上にも関わる大事なブランディングのひとつです。
ナショナル企業は、コーポレートカラーを設定しています。
たとえば
このように1色でイメージを訴求している企業だけでなく
のように、複数の色を組み合わせる企業までさまざまです。
いずれもテーマカラーを中心に、そこに補足の色を組み合わせることで、企業独自の個性をアピールしています。
可能な限り、戦略に基づいて色を選ぶことが、企業のイメージアップにもつながることが、ご理解いただけますでしょうか?
色選びに迷ったときは?
色選びで迷ったときは、あらかじめ、王道の3色を選んでおくと間違いがありません。
王道の3色とは、下記の3つの色です。
ファッションの世界でも、3色以内でコーディネートすることが推奨されますが、コーポレートカラーも、基本的には3色を固定するほうが好ましいとされています。
これによって、デザイン的にも大きく踏み外すことなく、安定的した企業イメージを伝えることができるようになるからです。
封筒の色が伝えるメッセージとは?
色は、人々の感情や行動に影響を与える力を持っています。たとえば、ブルーは信頼性や安定感を、グリーンは健康や成長を象徴します。これらの色のイメージを理解し、ビジネス文書の目的に合わせてどの色を選ぶことで、より効果的なコミュニケーションを図ることができます。
ここからは、それぞれの色ごとに用途をご紹介していきましょう。
フォーマルなら、白色封筒。誠実さを伝える
白は、清潔感と純粋性を象徴し、相手に対する敬意と真剣さを伝えることができるとされています。
ですから、白色の封筒は、どのような文書にも適応しやすい万能さを備えています。なかでも公式の書類やフォーマルな場面で好まれます。
たとえば、企業の人事異動のお知らせや、新社屋の案内、展示会の招待状、新規のビジネスパートナーや重要な顧客への提案書など、正式な場面での使用に最適です。
実務なら、茶封筒で信頼と実績を伝える
茶封筒(クラフト封筒)は、その自然な色合いから実用的で落ち着いた印象を与えます。特に請求書や契約書、内部文書など日常的なビジネス文書のやり取りに適しています。
茶封筒はコストパフォーマンスに優れている点も魅力のひとつであり、大量の郵便物を送る場合にも経済的です。その信頼感と実用性は、長期的なビジネス関係を築く上で有効です。
販促なら、カラー封筒で個性を伝える
カラー封筒は、プロモーションの場面で効果を発揮します。とくに、新商品の案内やイベントの招待状などを含めたダイレクトメールには、企業のイメージカラーを反映させたカラーを選ぶことで強い印象を与えます。
封筒色を活かしたビジネスコミュニケーションの工夫
そのほかにも、封筒の色ひとつで、多くのビジネスコミュニケーションが可能です。
たとえば、環境に配慮した企業であれば自然をイメージさせるグリーンを選んだり、青い封筒でフレッシュさを演出したり、色を通じて、その企業の価値観を反映させることができます。
ただし、ピンクの封筒に関しては「督促状」というネガティブなイメージがありますので、ピンクを使うときには色の彩度(あざやかさ)や明度(明るさ)に注意を払う必要があります。
正しい色選びによって、受取人に対して適切な印象を与え、意図したメッセージを効果的に伝えることができることでしょう。
「封筒の色が語るビジネスメッセージとは?」まとめ
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