精油の翻訳家 藤原綾子です 追記あり
こんにちは。精油の翻訳家藤原綾子です。
実はnoteでは「別の顔」でブログを書き続けていたのですが、
アロマセラピスト、精油の翻訳家としてもnoteを始めようと思い立ち、今日からスタートします。
アロマセラピーと出会ったのは、OL時代のこと。
今思うと、とても焦っていた気がします。
35歳。
結婚はしていたけど、子供はいない。子供を作るならタイムリミットが近い・・
仕事はしていたけど、これと言った実績も能力もない・・・
女性として・・・
社会人として・・・
私はこのままで良いのか?と、焦っていたのだと思います。無自覚でしけど。
だから私は功を焦っていた。成果を出そうと焦っていた。
社内で、いや業界でもおそらく初めて始めたある業務がありました。
自分で言い出して、自分だけが始めたものでしたが、その存在価値を認められ、部下が2名採用され、さらにアルバイトで2名採用された。
自分の仕事だけでなく後進育成も加わるのですが、これが、素晴らしく優秀な後輩ばかりで、実は自分の席が危うい!と思っていたのかもしれません。
もちろん後輩の成功も成長も嬉しいのですが、その反面焦る。
自分を追い込んでいきました
私は一体何のためにここにいるのか?必要とされているだろうか?
そう思うと、仕事を切り上げて帰ることができない。
帰って寝るまで仕事をして、ベッドの中でも仕事をしていました。
寝ることができない。
そのうち、耳鳴りが酷くなり、めまいがはじまる。
そしてメニエル氏症候群という病名が与えられました。
私が?精神的に弱いはずがない!!そんなはずがあるわけがない!!
当時の私は、自分の身に起こっている事を何一つ理解していませんでした。
ただ不運に見舞われている自己憐憫の感情しかなかった。なんて可哀想な私。不幸な私。こんなに頑張っているのに・・・と。
そう思うと、その通りの私になっていく^^
それでも光を求めて、とにかく職場にまともに戻れることを願って試行錯誤・・・いや、七転八倒していました。
そんな時に偶然出会った「ベルガモット」という精油
その瞬間「何をそんなに頑張るの?」と、自分に声をかけた自分自身がいたのです。
あれ?
もしかしたら、私はこの仕事が合わない?この働き方が合わない?
辞めるという選択もあるかもよ。
そんな思考が初めて生まれました。
驚きました。
香りが鼻に入っただけ。
ただそれだけのアクションで、これまでもやもやしていた悩みが、一気に消えた。
何これ?
アロマセラピーって、もしかしたら私が思っていたのと違うかも。
動画にしました。
そう思って、アロマセラピーを学び始めたのです。
しかし・・・そこで学んだことは、またさらに私が思っていたことと違った。
アロマセラピーって何?
アロマセラピーを学び始めたら、身体への作用、脳への働き、神経への作用を精油に含まれる化学分子からわかると、薬理作用的なことを学びます。
風邪をひいたら、1,8シネオールが入っている精油。
落ち込んだら、酢酸リナリルとリナロールが入っている精油。
ホルモンバランスが崩れたら、エストロゲン様作用のある精油。
と、「香り」はどこに行った?
というくらい、化学でした。
私は、ベルガモットに何をされたのですか?
なぜ私は、ベルガモットを嗅いだら、仕事を辞めようと思ったのですか?
そしてその瞬間に、気持ちがはなやいだのはなぜですか?
みんなそうなるのですか?
ということを知りたかったのに、全くそんなことは習いませんでした。
だったら自分で考えよう!
アロマアナリーゼ
そう思って作ったのが(だいぶ端折っていますが)、アロマアナリーゼです。
最後の「著書紹介」にありますが、私が書いた1冊目の本です。
香りが心にどう作用するのか?ではなく、
香りは心をどう表現していますか?ということです。
心の状態を香りで表現する。というのがアロマアナリーゼです。
私はベルガモットを嗅いで「私はこの仕事が合わない」と思っていることを、初めて気づいたのです。
その自分でも見えていなかった心を教えてくれたのは精油でした。
そしてそれを知っただけで、心が明るくなった。
鬱状態の時は、自分の視野が極端に狭くなるもので、それ以外の道や方法を思いつく余裕がないのですが、ベルガモットを嗅いだ瞬間の光の差し方は、
今でも忘れられない感動です。
働く女性たちに伝えたい
働く人たちでも良いのですが、特に「女性」に伝えたいのは、ガラスの天井はあるし、出産や育児はリスクになる。
どれだけ綺麗事を言っても、まだまだ男性優位の社会だし、男性主体の社会です。
女性はマイノリティ。
同じに頑張ると、身体も心も壊します。
女性が女性らしくあるために、自分が自分を大事にするしかありません。
心を病んで、先が見えない、道が見えない。という人は、アロマアナリーゼを受けてください。
私のような経験ができるはずです。
自分の心の声が、香りによって見えてくる。
何を選ぶべきか、何をするべきかがわかります。
それだけでも、前を向こう、上を見上げてみよう、と思えます。
企業の総務部の方に伝えたい
健康経営という言葉が一般的になり、健康診断だけでなく、メンタルヘルスケアも義務化されています。
しかし、実際は
・時間がない。
・内容が会社に漏れるのではないか。
・弱い人間だと思われないか。
・病んでいる人間だと思われないか。
こう言った理由から
なかなか社員の皆さんは、産業カウンセラーや心療内科医のカウンセリングを受けないのではないでしょうか?
会社を休むほどではないし、これが悩みというものはわからないけど
何かモヤモヤするし、朝起きるのが辛いし、楽しいと思えることが減った。
という方のためにアロマアナリーゼもおすすめ。
もっと手前の方には、弊社には「お話を聞く・聴く」サービスがあります。
悩みの解決はしませんが、現状の整理、壁打ち、問題の明確化を目的とする「アップリフトコンシェルジュセッション」です。
悩みの解決が必要な方は、貴社の指定医にお繋ぎします。
福利厚生にいかがですか?
働く女性として
22歳から働き続ける女性として、結婚、離婚、子宮筋腫手術、乳がん手術、と女性としてのライフステージを色々経験しました。
その都度、仕事とのバランスを考えさせられ、どこまで自分はできるのか?
と、自分に問い続けながらここまで来ました。
独り身の私は、これからも働き続けるだろうし、働く女性を支えることをライフスタイルとして続けるのだろうと思います。
男性社会の中の、女性の価値は「女性」という理由です。
女性らしさ、女性の魅力、女性の知性、女性の逞しさ、女性の賢さを、惜しみなく発揮できる女性であり続けることを、貴女にも求めます。
私も頑張ります。
著書
シンガーとしても活動しています
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