私が精油のメッセージを伝える理由
コロナウイルス感染症と呼ばれる世界中に広がった感染症。
そろそろ世界中の人たちが、ウイルスと共存することを選び始めたようです。
ウイルスは厳密には生物ではないけど、何かしらの意図を持って存在するのであれば、それは間違いなく「種の保存」です。
それをたかが人間の都合で、駆逐しようなんておこがましい。
そういう話を聞くと、バベルの塔を思い出す。
しかし、人間は何度でも同じ過ちを繰り返す。戦争もそう。
地球上に住む生物は人間だけではない。なんて当たり前のことで、人間が地球を守ろうとすることすらおこがましいし、ましてや支配しようなんて・・・
今をただ生きること。生かされることに命を燃やす。
それだけのことだと思うけど、
人間には、知性や理性があって、そこには「より幸せになりたい」という感情が生まれる。
これが進化や成長につながることはわかっているけど、何が幸せか?を本当に理解している人間がどれだけいるだろう?私も含めて。
9年前の投稿が出てきたのだけど、私が精油の翻訳家と自分のことを言い出したのは、2011年の震災の後のこと。
精油のメッセージを伝えることが、震災で傷つき、先が見えなくなってしまった人の助けになると知ったから。
精油のメッセージを「翻訳」して、伝えることがアロマセラピストの仕事だろうと、私の仕事だろうと思ったのです。
この記事はそれから2年後のもの。それでもやはり同じことを感じていたようです。
精油のメッセージというのは、難しいことや素晴らしい内容というわけではなくて、ただシンプルに「生きるために」ということを教えてくれるもので、「成功するために」とか「幸せになるために」というものでは、決してない。
それでもそれを聞いた人は、そこから何かを感じ「生きる」ことが「幸せ」であり「喜び」になることを知るのだと信じています。
精油は、ただ生きることに命を燃やし、環境や時代に合わせて柔軟に変化する植物たちから得られるエッセンスです。
そこから感じられる、ほとばしる生命力は、何ものにも代え難い力強い「生きるメッセージ」だと思うし、謙虚な地球の住人の姿に学ぶところは多いと常に思う。
アロマセラピストとして、というよりこの地球に生きる一つの生物として、謙虚にそして強かに生きていく力を身につけたい。