
蛇イチゴ
今日はお休みだったので、家の周りを猫と散歩。
見えにくいかもしれませんが、栗の花が落ちて「栗花落」→まさに「梅雨入り」を迎え、今日は「五月晴れ」でした。
辺りは青々。ゴールデンウィークに植えられた稲も順調に育っています。
普段は目を遣らない花にも目が行きます。
休耕田に一面黄色い花が咲いていてきれいでした。
僕は花の名前を全く知らず、グーグルレンズの力を借りて調べてみると、この黄色い花は「ブタナ」。
これは、「ユウゲショウ」。
これは、「ハルジオン」。
僕にとって、花は「名もない花」でいいとも思ってもいたのですが、以前に勤めていた学校では「高原教室」があって、4泊5日かけて、志賀や赤石などを登ったのですが、そのとき山に詳しい同僚が、足元の、知らなければ見過ごしているだろう可憐な花の名前を一つずつ全部教えてくれました。
たくさんあるし、どうせすぐに忘れてしまうのですが、名前を聞いた瞬間に、小さな花の可憐さが何故か愛おしいものに思われた記憶があります。
最後に蛇イチゴ。
生きることはその寂しさを生きること 雨後の野に蛇苺は赤く