辛かったとき支えてくれた ~歌の力
先日の市の芸術文化祭「合唱」部門、
私の入っているコーラスグループも参加しました。
昨年はコ◯ナ禍で中止となり、2年ぶりに規模を縮小しての開催でしたが、
14団体すべての演奏を聴くことができました。
いやぁ~よかった☺️
どの団体も、素晴らしかった✨
歌が持つ力を、
改めて感じることができました!
そして、
子育てが苦しかったとき、
歌に支えてもらっていたことを、
思い出しました。。。
私の黒歴史です😅
長女はなかなか寝ない子で、寝かしつけにとても苦労していて😭
1歳ころには、車の中でしか昼寝をしてくれず、
夕方には眠くて機嫌が悪いのに寝れなくて、抱っこして2時間、部屋の中を歩き回って寝かしつける毎日。
3つ下に次女が生まれ、長女は幼稚園に入園したけれど、
園に行っても私から離れられません。
無理に離すことはしない、という園の方針だったので、
1歳になる前の次女をおぶって、
10月になるころまで毎日、園で一緒に過ごしました。
2007年、長女が小学校に入学、次女が幼稚園に入園。
「これで子供から離れてゆっくりできる!」
この日をどんなに待ち望んでいたことか、という気分でした。
ところが、長女は小学校に行きたがりません。
私は「幼稚園と同じ。慣れれば行けるようになるだろう。」と考え、
毎朝、次女を同じ園に通う友人に預け、
長女と一緒に小学校へ通い始めました。
長女の後ろの席で、昼まで一緒に授業を受けました。
「秋になれば、、、」と自分を励ましていました。
でも、
12月になっても離れられず😢
1月には、学校に着いても車から降りなくなり、
文字通り教室まで「引き摺って」いきました。
私の頭の中は、「とにかく長女を学校に行かせる」でいっぱいでした。
ちょっと、頭がおかしくなっていたんだと思います。😓
そして、2月になり、限界。。。
とうとう、学校に行かせることを諦めた。
そんなことがありました。
今なら、
「時期が来れば離れるよ。学校に行かなくても死にはしないよ。もっと大切な事があるでしょ。子供の気持ちは?」
て思うけれど、
あの時は本当に、「とにかく子供から離れたい。」という気持ちしかなかったんです😭
いつも足かせされているような閉塞感。
「一生、長女から離れられないのではないか?」
そんな絶望のどん底で、
あの頃、食器を洗いながら、泣きながら歌を歌っていました。(ヤバい人だよね💦)
🌸混声合唱曲「土の歌」 第6楽章「地上の祈り」
(ちなみに、第7楽章は「大地讃頌」です。)
美しい山河を見て
美しい花を見て
大地のこころを信じよう
恩寵を自然に受けて感謝しよう
地の上に花咲く限り
よろこんで日ごと営み
悲しみも耐えて生きよう
🌸もう一曲、自分で書いた詩に適当にメロディをつけて歌っていました。
誰の中にも仏がいる 一切衆生悉有仏性
私もすべての人々も、たとえ未熟であっても
自らの奥底に眠る光を たしかに持ってる
煩悩即菩提 短所が長所に
闇が光に転じて 輝く
深い闇を抱えるからこそ より純粋な光を放てる
闇を恐れるな 闇を恐れるな
闇の中にこそ 真の光が眠っている
こうして、長女が不登校になり、
さまざまな紆余曲折があり、、、
成長させてもらいました☺️
そして、次女が中学3年。
進路のことで情緒不安定になり、
毎日、寝られない脚が痛い云々、、、
にはこの2曲。
この時は、泣かずに(笑)
歌の世界に浸って歌っていました。
🌸ヒカリヘ
🌸雨やどり
2007年当時は、地に足がついていなかった。
頭でっかちのダメな人間だった。
でも、あの時の私も、精一杯頑張っていた。
思い出したくない過去だったけれど、
今は、穏やかな気持ちで振り返ることができる。
あの頃の、バカでどうしようもない私も、受け入れることができる。
歌と共に歩んできた。
ありがとう❤️