自分ではない誰かのために
人は人の役に立つことで喜びを感じる
それは人間に予め備わっている性質だ
自分の行動はすべて「自分だけ」のためだったらどうだろ
「自分だけ」のための行動には喜びはないかと言えば、そんなこともないだろう
自分のために睡眠をとるし、トイレにもいく
人のためにトイレに行く人はいないだろう
だけど「自分だけ」のための行動によって幸せを感じられるのは自分一人だけなのだ
誰かのために行動をすると、その人の幸せや喜びは、自分の喜びとしても感じられる
たとえば、おいしい料理を作って食べてもらって、相手が喜んでくれたら、作った方も嬉しい
自分一人のためだけに作って食べても「おいしい」という幸せ感はある
だけど、誰かがそれを「おいしい」と喜んで食べてくれたら、自分が食べる「おいしい」という幸せ感だけでなく、人に喜んでもらえる嬉しさもプラスされる
自分のしたことが人に喜ばれる、感謝される、そういう、この上ない喜び
それは人にとっての原動力となる
人間はそういうふうにできているのだ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?