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タイプレーティング終わってAUSに帰ってきました。
エアバスのタイプレーティングを5週間で取って、2週間休みでした。五週間が早いのか遅いのかはよく分かりませんが、だいぶ詰め込んだ内容だったと思います。
さぁて本日も最新鋭のシミュレータで訓練といきますか。 pic.twitter.com/y5bsFz8IHJ
— Pilot's note (@soratobonz) August 24, 2023
シミュレータセッションは全部で11回で、12回目が審査です。やることはほとんど決まっているので「難しい」ことはないのですが、それでもテストはテスト。ナマモノなので全く気は抜けません。
A320、初飛行から36年経っているだけあってMan-Machine Interfaceとしてはむしろ古い。FWSを装備した「ECAM」は不具合の初期対応に威力を発揮するが、事後対処には紙のQRHにかなり頼っていて、これらの統合的運用にはパイロットの深い知識が必要。勉強さぼると噛みつかれる飛行機だな#おべんきょA320 pic.twitter.com/QM3Rm2ayP2
— Pilot's note (@soratobonz) September 20, 2023
旅客機のタイプレーティングはこれまでに2度(DHC-8とATR72)経験しましたが、今回のA320が最も自他ともに評価の良いタイプレーティングとなりました。やっぱり経験は大事です。
最終日、教官と握手をしたその足でメルボルン空港に追いたてられ、会社が用意した便で一旦オークランドに戻りました。
そこから、前の会社の最後のスタッフトラベル(割引チケット)が残っていたので、それを使って日本への往復チケットとって二週間の休暇に突入。実に5年ぶりの日本。かー。
5年ぶりの実家。仏壇に手を合わせてから、5年ぶりの日本酒を。うーむ。 pic.twitter.com/UJGAYcRO70
— 🇳🇿 パイロッとーちゃん🇦🇺 (@ash_zk) September 28, 2023
今までで一番日本の良さが見えた滞在になりました。二週間はあっという間に過ぎ、今は単身オーストラリアに戻って再始動。ちょうど会社のインダクション(入社手続き)が終わったところです。
https://twitter.com/soratobonz/status/1714628114402378084
3日間のインダクションが終わつた。本社は施設、人員、IT全てにおいてNZの前社を凌駕していて、会社の規模を実感。加えて働く仲間が素晴らしい。3日間のまとめに打ち上げを兼ねたウイング授与式的なのをやってくれた。やるじゃん pic.twitter.com/LFF4v44UrZ
— Pilot's note (@soratobonz) October 18, 2023
さて、前回の記事のB面(有料記事)で、今回の転職活動の舞台裏について書いてきました。今回はその続きを書きますが、基本的には離陸してマニューバ、いくつかIFRアプローチをキメて最後の着陸はお遊び、という流れです。
IFRの基本的な知識とスキルが見られるので、久々にアプリで練習していきました。このアプリ、有料ですが大変おすすめです。
隙間時間にスマホでIFRの練習ができる素晴らしいアプリ。有料(2000円くらい?)だけど払いきりで実機で飛ぶのを想像すれば激安。動画はオフセットエントリーからホールド一周してみたやつ。
— Pilot's note (@soratobonz) July 27, 2023
RMIニードルだけでRadial interceptできるようになると自信がつくよ。
VOR TRACKERhttps://t.co/4gQfWUogTg pic.twitter.com/TBA8m8uhcU
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