就職面接では、当たり前のことを言うべし。
エアラインに限らず、会社に就職する時によく聞かれるのが
「なぜ当社を志望したのですか」とか
「なぜ当社でなければならないのですか」とか
「他にたくさんある中で、なぜ当社を選んだのですか」
というような「なぜ当社なのか」攻撃です。
真面目な受験生は、いかに御社が素晴らしいか、いかに「ふぃろそふぃー」に共感したか、カスタマーサービスが云々閑雲、、を、言葉を尽くして説明してしまうと思います。
それは、悪いことではないと思いますが、しかし、本音はどうでしょう。
「いや、あんたらが募集してんだから応募してんだよべらぼうめ」
とまではいかなくても、単純に給料や待遇がいいとか、ブランドとか、そういう理由が本当のモチベーションになっていることは、みんな分かっていることです。ではなぜ、こんな無駄な質問をするのでしょうか。
Are you worth to invest?
企業側がどんな動機でこの質問をするのかを考えてみると、答えがわかります。多くの企業は、社員がオペレーションに着くまでトレーニングをしなければなりません。私はパイロットですが、この業界は特に企業がかけるトレーニングコストが大きくなります。
企業にとって最も面倒な事態とは、採用した人物がトレーニングを完遂できなかったり、完遂したとしてもそのスキルを持ってすぐに他社に移ってしまうことです。投資した額が丸損になるからで、だから、あの質問をするんです。
つまり、「なんで当社なんですか」とは「あなたからは投資を回収できますか」と聞いているわけで、そこに対して客観的に証明をすることが求められているわけです。
だから、御社のふぃろそふぃーに共感して、とか、カスタマーサービスに感動して、というのは、嘘ではないかもしれないけれど、主観的なので照明としては弱いわけです。では、どういう回答がいいのでしょうか。
「当たり前」を組み合わせて「唯一御社」を導き出す
難しく考える必要はなくて、当たり前のことを組み合わせて、「あんたが大将」という結論に持っていけばいいのです。ライフステージによって異なりますが、私だったら、
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