エアラインのチェックでフェイルするとどうなるのか
先日、ラインチェック(路線審査)がありました。普通のオペレーションをPFとPMの両方2セクターずつ、4セクターやって通常運航に耐えうる技倆と知識があるかを試されます。結果はいかに、、
ラインチェックで、まさかのフェイル(落第)をくらいました。
更生の見込みがあるのか会議にかけられる
エアラインでチェックにフェイルするとどうなるのか、私も知らなかったのですが、会社のトレーニングマニュアルに従い、しっかりとフローが決まっています。
まず、フリート(機種)レベルのトレーニングマネージャーが同席する会議にかけられます。その際、会社のレターヘッドに「Dear Ash,」で始まる公式レターを手渡されます。私が「Poor Performance Phase」に入ったことを公式に知らせるためです(それにしてもなんてひどいネーミングだ)。この、フォーマルなよそよそしさがおっかない。
今はPhase 1ですが、改善が見られなければPhase 2になります。その先は、、想像したくもありません。笑 (いや、笑い事ではない。)
会議では、これまでの私のトレーニングの記録を全てひっくり返されて、フェイルの理由をご丁寧にも「Ashがフェイルしたあのラインチェックのパワーポイント」を作って説明してくれます。
ちなみに、この会議には労働組合から一人付添人を出してくれます。同じ会社で働く普通のキャプテンですが、こちらの立場でレターを一緒に読み、評価やプランが私に不利な内容とならないように付き添ってくれるのです。
とってもありがたいシステムですが、当然、全く楽しくありません。
正直、ラインチェックで落ちるとは思いませんでしたが、結果は結果。直すべきところは端的に指摘されているので、次の試験を受けるときには、確実に今より技量のある飛行士になれると考えて、しっかり受け止めて次につなげます。
さぁて、面白くなってきやがったっ
実際の会社の意図と私の本音
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