
観察する女-再会⑨ 性欲処理に利用される私たち
深き繋がり
「まだっ…まだ...物足りない…」
彼女の声には、余裕と慈しみが混ざり合っていた。
ゆっくりと抽挿を続けながら、私の反応を愉しむような仕草。
もう彼女無しには生きられない身体に変えられてゆく。
「ほらっ...ここが感じるのね」
その欲望の先端が新たな場所を探りあて、私の体が跳ねる。
思わず漏れる声に、彼女の呼吸が僅かに乱れ始める。
「ダメっダメっそこダメっっ!!」
「へぇ…ここがそんなに弱いんだ?」
彼女の声が妖艶に響く。
「じゃあ…もっと味わわせてあげる。」
この先、彼女に感じる弱点を徹底的に責められる——。耐えられる?
ここから先は
938字
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?