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この世界の全てを言葉にはできない

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【エッセイ集】 この世界の全てを、言葉にはできない。 だからといって、言語表現を放棄したくはありません。 その一方で、完璧な言語表現を目指す必要もないのです。
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#就活

心むしばむ就職活動。②会社への疑念と社会への不信編

就職活動の何もかもが、受け入れがたいことの連続だった。 夢や目標をむりやり作り出すあの感じ。これまでの人生のつじつま合わせをするようなあの作業。 嘘をつくことは悪ではない。でも、自分の過去や未来を偽ったとき、生命としての気高さとヒトとしての雅やかな心は失われるんじゃないか。 就職留年を経て25卒になったわっしの就職体験、続きです~。 大学3年8月~この時期の就職活動は、多くの企業が開催するサマーインターンシップへのエントリーが中心となる。 インターンシップというのは

心むしばむ就職活動。①こんなのおかしいよ編

先日、就職活動を終えた。気持ちの悪い時間がようやく終わった。 こう書くと、この時期にしては早く終わってるじゃんと思われそうだが、みんなより+1年かかっているので、全然遅いほうだ。 夢や目標をむりやり作り出すあの感じ。これまでの人生のつじつま合わせをするようなあの作業。就活の何もかもが受け入れがたいことの連続だった。 嘘をつくことは悪ではない。でも、自分の過去や未来を偽ったとき、生命としての気高さとヒトとしての雅やかな心は失われるんじゃないか。 この活動を乗り越えられず

美容師のお姉さんが魅せてくれた、素敵な働き方。

髪型を大きく変えずとも、髪を切った後は見た目の違和感がすごい。 カットの後、「こんな感じでどうですか~?」と美容師さんに尋ねられた時に、事前の要望通りだし施術自体には満足しているが、髪が短くなった自分の見た目に慣れないので「……あ、いい感じですー」となってしまう人は結構いるんじゃないかな。 でも、カット後にこの違和感を覚えさせない美容師さんと出会ったという話をします。 大学3年の頃、普段通っていた家チカの美容室でスネ夫みたいな髪型にされたことに失望し、新しい美容室をさが