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笑って。
たばこは吸わないように
君が好きな飴玉を舐めた。
僕の狭い部屋の中で
息をするのも忘れるくらい
身体が混ざるような恋をした。
酒を呑ませた夜だけは、
君を僕のものにできた気がした。
笑って、笑って、笑って、
目を細めて笑う君の
笑って、笑って、笑って、
この好きから
忘れるまでが、恋愛だ。
こんな遅くにごめんね。
なんて思ってもいないくせに。
僕の汚い車の中で
プレイリストが途切れるまで
朝日が昇ってもドライブしよう。
声が枯れるほど笑っていれば、
君のことを好きになれた気がしたんだ。
歌って、歌って、歌って、
怒るとすぐ物を投げる君の
歌って、歌って、歌って、
僕らを語るには
5メガバイトでは、足りないから。
笑って、歌って、泣いて、
付き合ってから、別れるまでが、恋愛だ。
笑って。