外出レク、デイケアの仕事⑧
レクリエーションの中でも、一番大がかりなもの。「外出レク」の企画は、今までたくさん立ててきました。
デイケアに通われている利用者様は、元気な方が多かったので、「○○に行きたい」「○○が食べたい」などの希望がありました。
その声をもとに、企画を立て送迎時にご家族様へ声掛けし、承諾を得ます。
また、デイフロアにポスターを掲示し、参加者を募ります。当日利用日でない方も、行きたいと話があればご家族様、ケアマネジャーに連絡し、追加の利用を検討して頂きました。
こうして、イベントへの参加で一生懸命稼働を上げる努力を現場ではしていました。
外食だけ。施設で昼食をとってからお出かけ。午前中から丸一日お出かけ。色々なパターンの外出レクを実施しましたが、楽しい!…ですがとにかく気を張っているので疲れました。
食事を摂るなら、内服薬の持参、飲み忘れがないように。また、食事形態は気を付けて事前にお店と連絡を取ります。お店によっては親切に刻んでくださるところもあり、助かりました。それが難しいなら、キッチンバサミを持参し、自分達で刻みます。
オムツ交換、トイレ誘導が必要な方もいらっしゃるので、事前に車椅子用の広いトイレの確認は必須です。
施設内では歩行されている方も、外出の際は移動距離も長く、場所により段差や砂利などもあるので車椅子を多めに持参します。
介護職員以外にも、看護師やリハビリスタッフが協力し、同行してくれるのでタイムスケジュールを出し、事前の申し送りもしっかり行います。
利用者様はとにかく、普段見せないような良い表情をされているのが印象に残っています。写真を撮り、送迎時にご家族様にお渡しすると「こんなにいい顔するんですね」とおっしゃっていて、やって良かったな。と思いました。