新春!極寒!秋田青森旅行~無限ストーブ列車編~
みなさんは年末年始はいかがお過ごしでしたか?
私は年始のお休みを利用して、友人と秋田&青森にでかけました。
目的地は不老不死温泉! 極寒猛吹雪ホワイトアウトアイスバーンなDangerousでDeliciousな旅レポートをお送りします。
(事故や怪我もなく無事に帰りました)
一日目:秋田なまはげ編
(航空機からの眺め。東北に近づくにつれて雲が厚くなっていく)
1/2の始発の電車に乗り、羽田から秋田へフライト。2時間の短い空の旅を終えて、降り立った先は……。
雪だー!
そうです。この日、秋田は先日まで大雪。幸い、降りたときは雪も止んで晴れて絶好の観光日より。天気は我らに味方した(フラグ)
5センチ以上の積雪にテンションあげながら、レンタカーで北上。
まずはゴジラ岩で有名な男鹿半島の南西端、潮瀬崎(しおせざき)海岸へ。
うん。なんとかゴジラに見えますねw 海岸は積雪もあり吹きっさらしで寒い! マフラーで顔を隠しながら冬の日本海を眺望します。
ゴジラ岩を離れて、昼食を取りに道の駅おが「オガーレ」内にある「東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン」へ。地元の魚介類を使った西洋メニューに舌鼓。
……うん。純和風だね。こちらは3色丼(ズワイガニ、キバサという海藻、マダイの刺身)です。漁港で取れた新鮮なお魚は美味い! 他にも石焼き鍋や、しょっつる焼きそばもありました。男鹿を訪れたらぜひお立ち寄り下さい。ごちそうさまでした。
お次の目当ては、道の駅近くにある「なまはげ館」へ。秋田の民族行事である有名な ナマハゲについての展示があります。写真で見るとわかりませんが、なまはげの像は2メートルくらいあるので子供を連れて行くとハシャグか泣くのどちらかでしょう。
なまはげ館の隣では、なまはげ体験ができます。実際になまはげが家にやってきて脅しまくり、酒を飲んで帰るまでの一連の行事内容を体験できますよ。コロナで触れあいは禁止なんですが、ギャラリーを巻き込んで「悪い子はいねがぁ!」と大声をあげたり、扉をバンバンと勢いよく叩いたりと、リアルに脅してくるのでお子様はギャン泣きです。
なまはげを見終わったあとは、今晩の宿である「不老不死温泉」へ。
不老不死温泉は、日本海を眺望できる黄金の湯で有名。朝焼けや夕焼けを見ながらお風呂に入れるのですが、あいにくのフブキ(+高波)で露天風呂は中止! まあ仕方ないですね。普通に死んじゃいますからねw
なお、お湯は熱めなのでご注意。切り傷によく効くらしく、湯治場としてバスツアーで大勢のお客さんがよく訪れる名所となっています。
二日目:青森 無限ストーブ列車編
二日目は朝から猛吹雪! レンタカーで移動するものの、雪で前が見えないホワイトアウトに見舞われます。1メートル先も見えないのでガチであぶない。前の車のランプが命綱です。
おそるおそる移動しながら、まずは高山稲荷神社へ。
千本鳥居で有名なんですが、吹雪いてるので見学は断念。友人はつるつる滑る階段を降りて見ていました。寒そう……。
神社を離れて(また吹雪いてくる)、お次は巨大な土偶で有名なJR五能線木造駅へ。
亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶こと“しゃこちゃん”の形をした迫力ある駅です。夜になると目が光るらしいのですが、さすがに待っていられないので駅舎でお土産を買って離脱。中にはおばあちゃんが一人でお土産コーナーを切り盛りしていました。
さらに進むこと数十分。津軽中里駅から津軽鉄道のストーブ列車に乗車。
なんとこの列車、車内にストーブがあり暖を取れます。しかも、スルメも焼けます!(なお、スルメは車内販売しており、車掌さんがスルメを焼いてくれます。他のモノを焼くのは禁止です)
雪景色を見ながら、焼きたてのスルメを肴にお酒を飲むと旅情感たっぷり! オススメです。
五所川原駅でストーブ列車を降りて、車組と合流。日が落ちてきました。
最後の目的地は弘前城。ライトアップ期間中で、雪とライトのコラボレーションを楽しめます。(夜は城には入れませんので注意)
さて、そろそろ新幹線の時間です。弘前から新青森へいき、新幹線で東京へ。大雪で遅延が発生していましたがなんとか無事に帰れました。
東京に帰ってくると、気温が1℃なのに温かく感じる不思議w
寒さに強く慣れた真冬の秋田青森旅行でした。
(津軽海峡冬景色)