初めての展示会が海外という経験ができたこと At ISPO2023 ドイツミュンヘン
ドイツのミュンヘンで開催されたISPO2023にて出展をしてきました。今回、スポーツ庁が取り組む、日本のスポーツ産業のさらなる国際展開を支援する
プラットフォーム「J SPIN」という取り組みの中で、ジャパンブースが出されることになり、その一画を使っての出展をさせて頂くことになりました。
日本スポーツ産業の国際展開の支援が目的ですので、私たちのような中小企業の国際展開の第一歩をサポートして頂ける取り組みでして、通常の出展よりはすごく安く出展できる形になっていました。このお陰で、わたしたちのような今回、初めて展示会しますというような会社であっても手厚くサポート頂きながら準備、そして本番を迎えることができました。スポーツ庁の関係者及び展示会でサポート頂いた方に改めてこの場で御礼申し上げます。
私たちは国内を含めて展示会を今までしたことが無かったです。初めての展示会が海外ということで、分からないことだらけの状態だったのですが、スポーツ庁様のサポートのお陰で無事に展示会に出展することができました。
さて、展示会の感想ですが、とにかく幸せを感じた時間でした。初日こそ、勝手が分からず、どう説明してよいか分からないため、けっこう誤解されている感じも受けて、悔しい一日になってしまいました。ただ、二日目から少しずつ説明の仕方も慣れてきて、話を聞いてくれる人が増えてきて、私たちの取り組みを理解してくれる人が増えてきました。海外の人に理解してもらえる、応援してもらえるってすごくうれしかったです。
色々な人の話を聞く中で、文化の違いや新たな気づきも現れて、やっぱり自分の肌で感じ取ることは想像していた世界よりずっと大きかったです。
日本で日々感じることは、どんどん狭い世界観で考えてしまうのですが、そんな世界観がすごくちっぽけに感じて、もっと違う世界があるんだということを気が付かせてくれました。
色々な価値観がある、色々な受け止められ方がある、だからもし、日本で上手く行っていないことがあったとしても、それは日本でという限定された世界での話だから、他の世界では違った受け止められ方をされる可能性があるんだよということに気が付けました。
例えば今回行ったミュンヘンで、たまたま雪が降ったんですが、近くの空き地なのか公園なのかわからないですが、子供たち、親も一緒に集まってくるんですね。それがすごい人の数で、もはやちょっとしたスキー場化していた感じです。
どの家族もみんなソリを持っていて、自分で作ったかのようなソリも幾つか見かけて、めちゃくちゃ雪を楽しんでました。
日本じゃあまり見かけない光景で、子供たちのたくましさに圧倒されました。そして家族もパワフルだなと。私たちの住んでる場所も雪が降るのですが、まぁ子供たちが雪合戦するくらいで、家族総出で公園に雪遊びに行くなんて見たことないです。そもそも親は雪かきで疲れ果ててますしね。
あと、環境意識の高さ。会話していても伝わってきますが、お昼とかのテイクアウトは全て紙製で作られている感じでした。例えばスプーンやフォークや紙袋など、そしてドリンクの蓋も日本だとまだまだプラスチックが多いのですが、紙製でした。さすがにペットボトルはペットボトルでしたが、パンを買ってもそのまま渡されるし、環境意識高いなと(笑)。
ただ、環境意識高いけど、みんなコカ・コーラ飲んでます。ドイツ人みんなコカ・コーラ飲んでるのか?というくらい見かけました。日本でいうとお茶のペットボトルを持ち歩いているくらいの感覚でコカ・コーラでした。そしてマクドナルドは混んでいる。そんな光景は環境意識高いけど、健康意識はどうなんだ?と疑問に残りました。
そんな感じで、初めての展示会、そして初めての海外での展示会は私の世界観をとても広げてくれるものになりました。そんな経験に私はずっと幸せを感じていました。
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