サニールートコーヒー 解放区
いかがお過ごしでしょうか?
空峯 千代と申します。
最近は、周りのお店が続々と新たなチャレンジに踏み出しており、ドキドキが止まりません...!
またまた面白そうなことに目を輝かせて僭越ながらブログにさせていただきました!
という訳で今回は、香川県高松市にあるカフェ サニールートコーヒー(Twitter@SunnyRootCafe Instagram https://instagram.com/sunnyrootcoffee?igshid=cmgs5w57vdp2)の新企画「解放区」を体験した筆者のレポを書いていきます。
レトロな異空間:サニールートコーヒー
屋島のニトリの敷地内にあるレトロな外観のお店。外観は、カフェと言うよりは喫茶店の方が近いかも。
で、実際に店内へ入るとこんな感じ。
!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
え、ここどこ?
「店の構えと180度違うじゃんかよ」という気持ち、わかりますよ。自分も初見時はビビったんで。
店内は木の造りが暖かい印象で、カメラや雑貨、そして至る所に本が置いてある。
ラインナップは丸谷才一湊かなえ江國香織宮沢賢治.........etc. と雑多。読みやすいものも有りつつモダンな作品も有り。
もちろん、落語心中やキングダムなどのコミックも出入口にあるよ。
サニールートコーヒー新企画""解放区""は閉店時限定ですが、通常営業時とはまた違った顔が楽しめます。
ザックリまとめると、こう。
サニールートコーヒー""解放区""
『 行き場のない気持ちの受け皿としてご利用ください。』
・17~21時頃まで
・閉店時のサニールートコーヒーを無料解放
・1日1組限定予約
・各SNS.DM.電話(087-843-0078)で予約可能
・店主(しゅんさん)1人
・簡単な飲食物なら提供OK!(有料)
↑飲食がメイン目的であれば予約時にお知らせください
・定休日は✕
閉店後の店内。
照明が暗く、流れるのはamazarashi。
普段の趣とは異なるけれど、これはこれで日常の憂慮を忘れさせてくれるような、現実からの""逃避場所""としての顔を覗かせてくれた。
広い店内を独占できる優越感にひしひしと浸っている時。
「何か食べるなら作るよ。コンビニで買ってきて持ち込んでもらってもいいし。」と店主のしゅんさん。
「それじゃあ、お腹減ってるんでしゅんさんのごはん食べたいです。」
「店のごはんになるけど、それでもよければ笑」
少々無理を言って、朝ごはんセットとカフェジェリーオレを作ってもらいました!
この日はあまり食事を取れておらず、おなかペコペコだったので非常に助かりました。ありがとうございます。
amazarashiの「季節は次々死んでいく」が流れる店内で食べるトーストの味はemotionに包まれておりましたとさ。
「amazarashi流れてるの珍しいですね。」
「ああ、閉店後は好きな音楽流してるからリクエストあればかけるよ。」とのことなので、好きな音楽を流してもらうようお願いするのもいいかもしれません。
""解放区""は何をしても基本自由。(いきなり店の物を壊し始めたりしない限りは)
読書、作業、ぼーっとする。しゅんさんに人生相談する、でも何でもOK!
なんとなく手持ち無沙汰になった時に雑談に興じてくれたり、サンプラ(自分の声、音を素材にして音楽を作れるソフト)で「音楽を作る?」と声を掛けてくれたり。
しゅんさんはカメラが趣味なので、一緒にポートレートも楽しそうですね。
私は、ブログの方針で少し迷っていたのでしゅんさんに相談してみたところ懇切丁寧に意見を返してもらいました!やったね!(なんならブログに使う写真を分けてもらった。ありがてえ...。)
また、ここのところ身辺がめくるめく変化を見せていたので心の休息所としても本当に助けてもらいました。実家のような安心感。
ほんわか系の優しいオーナー・しゅんさん
サニールートコーヒーのオーナー しゅんさんは「マイナスイオン出てる?」ってくらい雰囲気の柔らかい人。
グイグイくるタイプではなく、かと言って冷淡ではない。距離感がちょうどいいお兄さんである。
泰然自若としたしゅんさんを傍目から眺めているだけで気分が落ち着く人もいるんじゃないかな。
↑作業をしながら組んだ片足をぷらぷらさせるしゅんさん。通常営業時には見えないSSR。
ジャズが好きで、カメラが好きで、奥さんが好きで、何より周囲の人を大切にしてくれるしゅんさん。そんな彼が""解放区""を開いた理由は「落ち込んでいる、困っている人のための安らぎの場所」を作りたいから。
実際、利用した私も帰る頃には晴れ渡るような心持ちで「季節は次々死んでいく」を口ずさみながら悠々と帰宅しました!
安息の場所""解放区""
暗い風が吹いてる今のご時世。気分が落ち着かない人、悩み事がある人、誰かと話したい人。ぜひ、サニールートコーヒーの""解放区""を利用してはいかがでしょうか?
日頃の憂慮を忘れられる異空間「サニールートコーヒー」が、あなたを癒してくれることでしょう。