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私にとってソラミドはそんな居場所

自然体な生き方を考えるメディア『ソラミド』の編集部がお送りするnote。編集部員が考えたこと、感じていることを自由に書き記します。今回は編集部員の貝津が担当。肩の力を抜いて、ゆるりとお読みください。

窓を開ければ秋の風がヒューヒュー舞い込んでくるようになったこの頃。
もふもふ厚手の上着や毛布を出して、すっかり冬支度だなぁと感じます。

金木犀の香りを楽しみながら駅まで自転車を漕ぐ。そんな季節を愛でたい気持ちとは裏腹に、寒くなるとちょっとした不安が胸をかすめるようになりました。

「これくらいの時期になると、なんだか調子が下り坂なんだよなぁ......」

わかりやすく高熱が出るわけでも、体を負傷をするわけでもなく、ただただ"なんだか不調"が続く。自分のエンジンがかかり切らない感覚。今まで平気だったことが引っかかる違和感。

それをソラミド編集会議やラジオ収録のときにポロっとこぼしてみたんです。

「わかります。ぼくも、今日不調です」

「ほんとですか?」

「あぁ、それって『冬季うつ』って言うみたいですよ」

「え!そうなんだぁ」

(みんなで調べる)

「ほんとだぁ......」

「北欧とか日照時間が短い国では、珍しくないみたいですね」

そんな雑談をするうちに、気がつけば笑顔になり、凍っていた心が徐々に溶けていくような感触がありました。

弱みの打ち明け方は難しい。社会人になれば評価が下がることを気にする場面もあったり。「打ち明けて!」と言われてできるものでもないし、かと言って全く共有しないと本当の自分でいられていないような心地悪さがある。

でもきっと、弱みも強みも共存させて生きているのが私たちで。どちらも否定せず過大評価もせず、フラットでいることがの自然体なのかもしれない。

私にとってソラミドは、自然体で人とつながれる居場所だから、ポロっと本音が出せるかもな。たとえそれが、ハッピーなニュースでなかったとしても。嘘なく今の自分で居られる。

不思議と「今日しんどいな」という日でも、ソラミドの編集会議に出ると元気になっている。最近はそんな自分に、驚いています(笑)。

(執筆:貝津美里


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ソラミドmado編集部
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