ソラミドmado編集部

ソラミドmadoは、自然体な生き方を考えるメディア。 https://soramido.com noteでは、編集部の活動・編集部員ひとりひとりが考えていることを書き記していきます。もっと多くの人と自然体を考えるために。

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最近の記事

「その人自身」を写す写真を撮り続けられるように

はじめまして、自然体な生き方を考えるメディア『ソラミド』編集部のフォトグラファーメンバーである飯塚麻美(いいづかあさみ)です。 これまでに撮影した記事例↓ 私がカメラを持つことになったきっかけは、旅先のきれいな風景を残しておきたいということでした。ところが、カメラを持つようになってから身の回りの人や知人のおばあちゃんなどを撮るうちに、人を撮るってこんなにおもしろいものなのか、と発見しました。 飾らずに笑える人、緊張して固まってしまう人、自分らしいポーズや表情を知っている

    • 好きが好きな自分が好き。

      「一番好きな食べ物は何ですか?」という質問の返答にいつも困る。 好きな食べ物はあれど、一番と言われると途端に答えが出てこなくなる。ラーメンも、チョコレートも、柿の種も、卵かけご飯も、コーヒーも、鍋も、ぜんぶ好きじゃダメなのか。好きに順位付けを行うことに疑問を感じてしまうのだ。 彼女から「私のことどれくらい好き?」と聞かれることがあるけれど、これも返答に困っている。好きの深度というか、強度というか、そういったものを測る術をぼくは持ち合わせていない。あなたのことが好きじゃダメ

      • 大人になって観たハリポタ。完璧なヒーローなどいない、人間の善悪の曖昧さ。

        (※ハリーポッターシリーズの物語について深く触れている内容なため、まだ作品の結末や背景について情報を得るのは控えたいという方はご注意ください。) *** 最近Netflixでハリーポッターシリーズが全話公開されているのを知り、これは...っ!と、興奮気味に1作目から一気に見てしまった。小学生の頃から幾度となく見ている映画で、もちろんストーリーも結末も知っている。 けれど、ひとたびキングスクロス駅の9と4分の3番線をするりとくぐり抜け、ホグワーツ魔法魔術学校の大広間でダン

        • 凸凹は、誰かと繋がる可能性になる。編集部員の“らしさ”を語り合った日。

          こんにちは、ソラミド編集長の安久都です。2023年が始まって、はや2週間ほど。お疲れは出ていませんか? さて。僕が言うのもなんですが、『ソラミド』には少し変わった人が集まっているなぁと思います。 みんな、世界のどこかに引っかかりを覚えて、つまずいている。周りに合わせようとして体調を崩した人、どう生きるかを悩み続けている人、普通にできない自分を責めてしまった人… そんな凸凹があるからこそ、全員で“自然体”という捉えどころのないものを探究できている。2022年はそうやって、

          愚痴と自然に付き合っていくためには

          数日前に彼女と喧嘩をしてしまった。電話をしていて、彼女が会社の愚痴をこぼした。いつもならなるべく聞くようにしているのだが、その日はついカッとなってしまって、「そんなに甘えられても困る」と言ってしまったのだ。 その一言が彼女にとってはとてもショックだったらしい。電話を切られてしまった。「話を最後まできちんと聞いてもらいたかった」としばらく経ってからLINEが送られてきた。 どうして自分がカッとなったのか、最後まで話を聞けなかったのか、自分なりに分析し、率直な気持ちを彼女に伝

          愚痴と自然に付き合っていくためには

          自分にとっての“ほどほど”を知る

          2ヶ月ほど前、血液検査で血糖値が引っかかりかけまして。 その後、再検査の結果が出るまでの2週間弱は気が気でない日々を過ごしました。 結果的に再検査では通常の範囲内の数値が出て大丈夫だったのですが、食生活を見直すきっかけになったのでその時の話を……。 *** 血糖値については体質や遺伝の関係でコントロールが難しいケースもあるそうですが、私の場合は生活習慣での心当たりがありまくりでした。 ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー 【以前の食生活】 ・晩ごはんが遅い時間になりがち

          自分にとっての“ほどほど”を知る

          自分の心の声を知るうえで"違和感"がとても頼りになった話

          2023年から2拠点生活がはじまりそうだ。 1〜2年前から「地域で暮らしてみたいなぁ」とほんのり思い描いていたら、一緒にしようと言ってくれる人に出会い、それから2人であちこち旅をしながら暮らしたい場所を探してきた。 そして来年からついに「ここではない、どこか」に根を下ろすことが決まった。やっと決まったという安堵と、本当にいいのだろうか?という不安は思った以上に隣り合わせだった。 それはきっと「一人で生きているわけじゃない」という感覚を初めて強く感じているからなように思う。

          自分の心の声を知るうえで"違和感"がとても頼りになった話

          空を見上げれば。

          3年前、体調を崩して精神科に通っていたとき。主治医の先生から言われたことを、いまでも覚えている。 「自然に触れると良いですよ。大いなるものと対峙すると、良い意味で自分がちっぽけだと感じますから」 そんなもんかぁ、と半信半疑ながら、翌日には高尾山に向かい、ひとりで山頂まで登った記憶がある。 実際、山を登っている間は、脳内を渦巻く暗いものの影は見当たらずで。身体を動かしているのも相まって、その日は心地好く過ごすことができた。 回復して久しく経ったいまでも、主治医の言葉を思

          空を見上げれば。

          自分と向き合う子どもたちに憧れた

          大学生の頃に、不登校児童支援のボランティアを行う部活に所属していた。「支援」とは言っても、ただ遊んでいただけだ。学校に行けない子どもたちの居場所となるように、とにかく楽しい場を提供しようと活動していた。 2ヶ月に1回ほど子どもたちと会う機会を作り、毎回何かしらのイベントを催した。春はお花見イベント、夏はキャンプイベント、秋は紅葉狩りイベント、冬はクリスマス・正月イベント。公園や公民館、ときには教育委員会に協力してもらって廃校を貸し切ってイベントを行うこともあった。 小学生

          自分と向き合う子どもたちに憧れた

          「当たり前」に流され続けると、いつか苦しくなっちゃうなぁ

          ソラミドで取材をさせてもらったり、ほかの編集部メンバーが書いた記事を読んだりしていると、首をぶんぶんと縦に振りながら「わかる〜」と頷きたくなることがよくあります。インタビュイーのみなさんのエピソードには、共感できるポイントやお手本にしたくなる視点がたくさん散りばめられている。 なかでも、わたしが特に「わかる〜」となってきたのが、 「子どものころは、勉強を頑張って良い学校への進学を目指すのが当たり前だと思っていた」 「マジョリティから外れることが怖かった」 というようなお話。

          「当たり前」に流され続けると、いつか苦しくなっちゃうなぁ

          人の"ゆらぎ"を大切にしたいと改めて思えたソラミドでの初インタビュー

          ソラミドの編集部の仲間入りをして3ヶ月あまりが経とうとしています。正直とてもあっという間でした。もともとは読者だった自分が、このnoteやソラミドラジオで私自身の“声”をお届けしていることに、ふと不思議な気持ちになります。 そして先日、ソラミドでの初取材に行ってきました。心から話を聞きたい!と思う方への取材。インタビューを終えたあと、自分自身の第一声は、こうでした。 「あぁ、まだまだいける。既存のやり方や型を壊しながら、これからも前に進んでいける」 そんな心の声がふっと

          人の"ゆらぎ"を大切にしたいと改めて思えたソラミドでの初インタビュー

          「自然体ってなんなのだろう?」を考えることは、自分だけの定義を見つけ続けること。

          改めて、「自然体ってなんなのだろう?」と思うことが多くなってきた。ソラミドを運営するなかで、いろいろな方を取材すればするほど、わからなくなってくる。共通した要素があるといえばあるのだけれど、それだけを体現すれば「自然体」なのかと言われると、答えはNOだと思うし、そうやって方程式があると考えてしまうと、「自然体」からは遠のいてしまうのかもしれない。 初心に戻って、辞書を引いてみると… 自然体 ①ごく自然に素直に立った体の構え。特に柔道でいう。 ②特別につくろったり緊張したり

          「自然体ってなんなのだろう?」を考えることは、自分だけの定義を見つけ続けること。

          気持ちよく眠れれば、それでいいのだ。

          社会人3年目のときに、スティーブン・R・コヴィーの『7つの習慣』を初めて読んだ。「このままこの会社で勤め続けていていいのだろうか」と思い悩んでいて、いくつもの自己啓発本に手を出していた。異業種間交流会なるものに参加をして、何やら会社を経営しているという40、50代の男の人から勧められて、読むことにした気がする。 7つのうちの1つに「終わりを思い描くことから始める」という習慣が書かれている。自分がもし死んでしまったとして、どんなお葬式になるといいのか。参列してくれる人たちは何

          気持ちよく眠れれば、それでいいのだ。

          雨=天気が“悪い”って、誰が決めたんだろう?

          先日、両親と1泊2日で箱根に行ってきました。 あまりあちこち観光せず、芦ノ湖でゆったり遊覧船に乗って、ホテルでおいしいごはんを食べて、温泉に入って、近くのお店でおみやげを見て……と、のんびり良い旅になりました。 お天気は2日間とも雨。 2週間くらい前から、こまめに天気予報をチェックしては「晴れそう!」「雨かも…?」と一喜一憂し(お天気が不安定な今の時期って、予報もコロコロ変わりますよね)、最終的には本格的な雨予報に。 前日夜、折りたたみ傘や上着を準備しているときは、膨

          雨=天気が“悪い”って、誰が決めたんだろう?

          私にとってソラミドはそんな居場所

          自然体な生き方を考えるメディア『ソラミド』の編集部がお送りするnote。編集部員が考えたこと、感じていることを自由に書き記します。今回は編集部員の貝津が担当。肩の力を抜いて、ゆるりとお読みください。 窓を開ければ秋の風がヒューヒュー舞い込んでくるようになったこの頃。 もふもふ厚手の上着や毛布を出して、すっかり冬支度だなぁと感じます。 金木犀の香りを楽しみながら駅まで自転車を漕ぐ。そんな季節を愛でたい気持ちとは裏腹に、寒くなるとちょっとした不安が胸をかすめるようになりました

          私にとってソラミドはそんな居場所

          ひとりでは、自然体にまだなれない。

          僕は人見知りです。大人数の集まりは苦手だし、他愛もない雑談と言われても、何を話したらいいか分からないし。口下手なので、場を盛り上げることもできない。思い返すと、たくさんの人がいる場を楽しめたことなんて、数えるくらいしかないなぁ……。 じゃあ、ひとりでいることが好きなのか。そう言われると、首を横に振る自分がいます。人見知りなんですけど、寂しがりなんですよね。ふたりっきりで話したり、少人数で話したり。そんな時間は、とっても楽しい。 きっと、より深くその人と向き合えるからだと思

          ひとりでは、自然体にまだなれない。