コンビニ人間
どうもこんにちはラモスたくやです。
最近面白い本を読んだので共有したいなと思い執筆させていただいております。
コンビニ人間
この題名をきいて、皆さんはどう思いますか?
とても不気味な題名です。
この本の主人公は世の中の普通とされていることが
わかりません。
例えば子供の頃に小鳥が死んでいたのをみつけて、焼き鳥にして食べようとしたり
けんかしている子供を止めるためにスコップで殴りつけるなど、常軌を逸した行動をとっ
てしまうのです。
周りが気味悪がっても、何が悪いのかわからない。
合理的なことをしたまでだと、本人は思ってしまいます。
そんな彼女は世の中で普通(就職、結婚、金)とされていることに意味を感じません。
まわりが望む生き方を探した結果、極限まで人を演じることが彼女の生きる術でした。
そんな彼女を社会と唯一結びつけていたのがコンビニなのです。
これ以上話すとネタバレになってしまうので止めておきますが、
人間の生きる意味について深く考えさせられた作品です。
人間として生まれた以上、世間が思う幸せに染まったほうがいいのでしょうか?
ですが、それに違和感を覚える人間は多いはずです。
大企業に行き、金を稼ぐことが世間から羨まれる生き方でしょうか?
結婚をすれば幸せなのでしょうか?
責任感のない親がネグレクトするというのは最近ニ
ュースでよく見ます。
世間が思う幸せに染まろうとした結果不幸せになる人間もたくさんいるのです。
私はこの年まで何がしたいかわからず何となく世間が良いと思う事に従って生きてきまし
た。
幼少の頃からの夢は公務員でした。それが一番周りにいた人たちが認めるやり方だろうと
思っていました。
周りの人のための人生を歩んでいたのです。
ですが、そこで勝ち得た成功も失敗にも空虚さしかなかったことを覚えています。
失敗したときも、勝手に周りからできないやつだと揶揄される。
多様性を認めない社会を恨んだこともあります。
大切なのは世間の人たちが思うものに振り回せられるのではなく、自分に自問自答して自
分の幸せを探すことです。
何をしたときに楽しいのか
何をしたときに悲しいのか
自分の生きる意味を自分で定義づけすることが重要なのではないでしょうか?
私はもっともっと世の中をダイバーシティにするために活動したいと思っています。
皆さんが自分自身の幸せに向かって走り出していることを願っています。
よろしければサポートお願いいたします! キャリア教育を広めるためには自分一人の力ではなく、皆さんの協力があってこそだとおもっています。