それが叶ったらどんな気持ち?【100日間継続・46日目】
12年ほど、目標設定型のセラピーをしていた。
じゃあ、どうしたい?
それが叶ったらどう?
ゴールを言語化して、そこに周波数を合わせるようなエネルギー調整をする、
というものだったのだけど、
時代のせいもあったのか、目標設定のプロセスが重かった。
言語化にこだわると、言語に囚われてしまい、意味合いが変わってくる。
そして、言語を捻り出した左脳の状態そのままに、
叶ったらきっとこんな気持ちだろう、と
頭で考えた気持ちやシーンを思い浮かべる。
こうなるともう、ズレてしまうのだ。
左脳を満足させるためのセッションになってしまうのだ。
そしてセッションが終わったら、こんなセッションをやったのだからきっと叶うはずだ、と頭で思い込もうとする。
これが、自分がずっとおかしいと感じてきた現象だ。
ーーー
今日、嬉しい知らせがあった。
テキストでその知らせを読んだ時、泣きたくなった。
私自身が想像していた反応と違っていた。
叶ったら、ヤッターとか、ホッとしたとか、安心とか、そんな気持ちだと思っていたのだ。
でも実際は、
美しい景色になぜか涙が出てしまうような、
身体の奥の振動が涙になるような、
言葉になり得ない感覚だった。
ーーー
頭で考える「こうなるはず」と、
身体で感じとる感覚とは、
たいていの場合は違っている。
身体の反応を覚えておいて、
あえて脳内で繰り返し再現したい。
それが叶ったらどんな気持ち?
ほんの少しでも嬉しいことがあった時の気持ちを、その時の身体の感覚、身体の反応を、覚えておくと良い。
ーーー
嬉しくていちいち泣くなんて、大袈裟なのかもしれない。
だけど、
毎日が言葉を飲み込むような美しい景色に感動する日でも、
そんな人になってしまっても、
良いじゃないか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?