マガジンのカバー画像

真我の軌跡

34
真我補の本質は存在するということだけですが、この世界から見たときに、それは72の概念として言い表すことができます。
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

真我の軌跡(05)唯一

真我はたったひとりしかいない。 世界は多様性に富んでいるが、その根源は一箇所だ。 すべては真我につながり、そこから切り離されることがない。 あらゆる善悪や敵味方、生死や過去未来を超えて、 その中心には唯一真我だけがいる。

真我の軌跡(04)無力

真我は特別な何かの力ではない。 それは無力の状態で完全に静止している。 だが、すべての力は真我を発生源としている。 真我はそれを未発現の状態で保持しているのだ。 発現したその力はまた真我に消え去る。

真我の軌跡(03)不動

真我は存在する以外何もしない。 不動であることが真我の本質だ。 何も語らず、何の意図もなく、愛も救済もない。 それに恩恵を期待しても、何も与えてはしない。 それが真我というものであり、無限の価値なのだ

真我の軌跡(02)常在

自分から真我を消すことはできない。 だが、誰もがその真我を認められるわけではない。 そうであっても、それは常に存在しているのだ。 この世界の始まりの前に、すでに真我は在った。 それからずっと在り続けている。

真我の軌跡(01)偏在

真我は世界すべてに息づいている。 あらゆるものに宿り、そうでないものはない。 ただ、その真我には姿かたちがない。 それでもそれは隠されているわけではない。 自分は真我だと悟った者がそれを見るのだ。