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認知症状のある方は、骨折していても痛みを感じない
認知症状のある方は、骨折していても痛みを感じない
認知症を患った高齢の方で
認知症状がみられる方は、骨が折れても痛みを感じない”というか
自分が、転んで骨が折れた”という事を忘れてしまう。
その為、安静にしていなければならない状態でも、
しれーっと、ベッドから起き上がってきて、歩いている
という事が多くある。
(※認知症状の方が全員というわけではありません)
病院でもない施設の場合には、身体拘束も基本は行えない為、再転倒するリスクも高まり治療というか
元の状態になる事が非常に困難となる。
病院側も認知症状があって、ちょくちょく動きがみられる方の入院をやんわりと断ってくる病院もある為、あとは家族と話を進めていくしかない。
大抵のご家族は、そんな時に「絶対に転ばせないでほしい」等と言ってくる家族もいる。「家でもしょっちゅう転んでたからしょうがないですよ」と行って下さる家族もいる。
施設にもよるが、入院を拒まれた場合家族が、何が何でも転ばせないでほしいとなった場合には、家族了承の下で身体拘束をすることになる。
でも、どんな人でも手足を拘束されたり自由を奪われると、その状態から脱出しようと暴れる。 いくらベッドから動かないようにと手すりでベッドを囲んだところで、その手すりを超えようとして、高いところから床に転落する事が多い。そういったリスクも含めて家族へ説明をしている。
認知症状もない方や、進行していない方等の場合には、ベッド柵で囲ったりすると逆に危険な為、職員が頻回にお部屋まで様子を見に行くが、それでもその他大勢の介助に当たっている場合には、間に合わない。
センサーマットと言って、入居者がベッドから足を下ろして靴を履こうとした段階で、センサーが反応して、ナースコールがなるマットもあるが、
このセンサーマットは、使っている人が大勢いるため意味をなさない事が実情となっている。
読んで下さりありがとうございます。