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マルシェに出店したいあなたへ#6

著作権について

自分自身を表現してオンリーワンに!

ハンドメイド作品を販売することはそもそもオリジナルであることが絶対条件になります。自分の屋号を持ちお客様に販売するのですから当たり前のことです。作品は自分自身の子供、あるいは分身のようなものでオリジナルであるべきです。

たくさんの作家さんが集まりたくさんの作品が並ぶマルシェの中でオンリーワンの作品が大切になります。みんなのオンリーワンが集まる場所がマルシェです。
そんな作品を作っていく中で以外なところに落とし穴があるので注意点などをまとめておきます。
特に著作権については皆さんがもっと真剣に考えて欲しいと思っています。

そもそも著作権とは?

著作権とは知的財産権の一種であり、美術、音楽、文芸、学術など作者の思想や感情が表現された著作物を対象とした権利である。このうち著作者の権利は、財産的権利(著作物を活用して収益や名声などを得ることができる著作財産権)と、人格的権利(著作物の内容と著作者を紐づけることで、著作者の人間性を正確に表現する著作者人格権)に分類され、とりわけ著作財産権は狭義の著作権と同義とされる。また、著作物を伝達する者(実演家、レコード製作者、放送事業者など)に付与される権利(著作隣接権)も最広義の著作権の概念に含まれる。Wikipediaより

つまり簡単にすると世の中に発表された「もの」には作った人がいて、その「もの」はその人の「もの」です。誰もが簡単に真似してはいけません。
あなたが作った「もの」だって同じように権利があるのだから。

ハンドメイド作家が世の中にあるキャラクター物で作品を作り販売することは犯罪であり自分にもあるはずの権利をも侵しています。

違法になるのはこんな作品

◎キャラクター物、キャラクターの生地
よく勘違いされるのですが、手芸店で販売されているキャラクター生地は販売するのはNGです。これは個人が趣味で楽しむのを前提としています。
最近の悪質な例としてはディズニーなどのキャラクターを模倣した生地です。その生地をハンドメイド作家さんに販売している方がおみえですがそもそも商標登録されたキャラクターを模倣するのもNGです。

一見、大丈夫そうな柄でも「マリメッコ」もNGです。もちろんマリメッコ風も。人気のある生地や素材は購入する際に気をつけてください。

◎本に掲載されている作品
本には作品の作り方だったりレシピが掲載されていることがありますがそもそもその本の出版社や作家さんに著作権があります。これも個人が楽しむ範囲でのものです。販売するならそこからオリジナルな何かを作りましょう。

◎他の作家さんの作品の模倣品
これは法律には反しないかもしれませんがモラル違反です。何度も書きますがせっかく自分の屋号を持ち活動するのですからあなたのオリジナルを作り出してください。ヒントを得たり音楽ならサンプリングなどがありますがそこにはリスペクトがあります。「これ売れそう」「これ可愛い」だけで真似をするのはご法度です。

ハンドメイド作家として

マルシェを運営していると無意識のうちに著作権の侵害をされている方に出会います。知らなかったことを責めることはありませんが知らなくても罪は罪です。作家として自分を表現するため、自分の権利を守るために大切な事は知っておきましょう!


ハンドメイドの通販サイトやマルシェが注目されれば当然ですがこのあたりも厳しくなっていきます。堂々と楽しく作家として活動していくためにも自分自身のオリジナルを表現してください。
そんな作家さんはやっぱり魅力的だし人気もあるものです。



最後までお読み頂いてありがとうございます。 ここまで貴重なお時間をお使い頂き感謝です!