こどもカンパニー
僕の主催するマルシェ、空と森のマルシェの近い将来の肝となる企画です。
こどもカンパニー
子供達が自身で作品を作りマルシェに出店してお客様と向き合って商品やお金のやりとりをします。
親や大人は少し離れて見守ります。
それがこどもカンパニーです。
何度かの実験を経て確信しましたが子供たちは任せれば自分たちなりに考えて、行動します。
おそらく私も含め親というものは我慢できずに子供達の限界より前に声をかけてしまうのでしょう。それが親というものかもしれませんが。
一度出店した子供たちは次もまた出たいと言ってくれます。
思うように売れなかったら商品を改善しようとします。
工夫することを一番に考えます。擦れた大人ならすぐに価格を下げようとするでしょう。
これは、とても大きな発見でした。
そしてお金の、資本主義の正しいワークショップだとも思いました。
マルシェをやる意義のひとつに子供たちの笑顔が見たい!ってのがあるわけですが出店者としての子供達の笑顔や充実感を見つけられたのは本当に大発見でした。
SNSやスマフォが当たり前となり子供達はどうなるのか心配になる大人もいるかと思いますが、子供たちは心配ありません。適応力は素晴らしいです。
大人のほうが心配になるくらいには。創意工夫も子供の視点は面白いものです。
こどもカンパニーはいくつかの形態での出店をサポートしておりますが、そのひとつに「たからものバトン」があります。
これは、いつかの誕生日にもらったおもちゃとか、大切だけどもう読まない絵本とか、気持ち的に卒業してしまったDVDとかを今欲しい子につなげる仕組みです。
子供達にとっては大切な「たからもの」です。その思いを繋ぐように欲しい子に売ったり、何かと交換する仕組みです。交換の際のレートに大人は口を出しません。本人達同士で契約が成立すればレートは関係ありません。
欲しいものと欲しいものの交換で成り立ちます。
こどもカンパニーで経験を積んだ子供たちが難しすぎるこれからの世界を軽やかに生きていける人になれると確信しています。
お金の価値や本質を見つけるヒントになると思っています。
それは出店した子供達と話せば一発でわかります。
子供達の未来のために。
こどもカンパニーをもっともっと大きく楽しくしていきます。
最後までお読み頂いてありがとうございます。 ここまで貴重なお時間をお使い頂き感謝です!