『汝、星のごとく』
しばらく足が痛くて(痛風・・笑)、本をあまり読む気分じゃなかったのですが、少し良くなってきてKindleのライブラリーに積読してあったものを消化中です。
そんな時ですが、ふと思い出してつい買ってしまった本がありました。
何気なく読んでみたらあっという間に読んでしまった本が「汝、星の如く」です。
図書室だより
実はぼくが今本を選びに参考にしているのは、むすこの中学校の毎月の「図書室だより」です。
むすことは40歳以上歳が離れていますので、ぼくと現代中学生との感覚は相当離れています。
そんな彼らとのギャップは相当大きいものだと思いますし、理解できない事も多いし、身の回りのものも様変わりしています。
自分が中学生とのギャップを埋める事を求めているのかもしれないですし、全く違う環境の彼らを理解したいと言う気持ちもあります。
なので、こう言った文化の面で知っておくと少しでも近づけるかな?と図書室便りを参考にしています。
この図書室だよりですが、図書室司書さんや図書委員の推薦図書はもちろん、今学期購入した本を見ると、現代中学生のトレンドの参考になります。
色々参考にして手に取ってみていますが、結構読んでいて面白いものが多いです。
同じ本を読んだって、中学生とは立場が違うので彼らと共感できる箇所なんて全くないと思うし、いつまでも若い感性を持とうなんて思ってませんが、これからのむすこたちの行く末を心情の面から理解するために参考にしてみたいと思うのであります。
「図書室だより」に掲載されていた本です。
さて、この本についてですが、これもだいぶ前に「図書室だより」に掲載されていたものです。
面白く、切なすぎる内容。
四国の島が舞台。その島の高校生男女のお話。
その男女が高校を卒業して大人になった後の顛末がそれぞれの立場から書かれていました。
現代の必須ツールのスマホやPCが出てきますので、現代らしいスピーディーなタイミングで心情や出来事が進んで行きます。
ただ、重たい人間関係や周りの環境に振り回されながらも揺れ動く若者の心根は、40年前の自分達の時代とあまり変わらないような気がしました。
スピーディーな環境に昔とさほど変わらない人間の心が対応していくには、普通に生活していく上でも大変なストレスが掛かるのであるでしょう。
このような世界でこれから生きていくこどもたち。
環境に順応しながらも、自分を保って生きていってほしいと願います。
何?続編があるの?
え?続編があるの??
「星を編む」
今知りました。
北原先生や二階堂さんを忘れないうちに先に読んでおくとします。