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不登校って何だろう?親の目線で思う事。~中学どうする?~

「合う場所がない」


小1から五月雨登校。今小6男子。
息子は今日も元気にスクラッチで
アンダーテール(神ゲーらしい)の二次創作を作ろうと
起き抜け一番、パソコンの前に。

そんな元気な不登校児の息子ですが。
中学どうするかは難航。
一応、市の手順に沿って、
支援級も視野に入れ学校見学に行ったりした。

でも、ない。
通常級はうるさくて‥‥。
支援級は、学習の内容が合わないと
テンションダダ下がり。

小学校では、なんとなく大丈夫だった
別室で違う勉強をするというのも中学ではダメとのこと💦
子どもに合うところを探すという発想というより
子どもが合わせなければいけないということなんだろう。

「それも思い込みだったりして?」

そこそこ煮詰まったあたりで。
ふと。
中学に息子の居場所を作らなきゃ、と思うこと自体、
私の単なる思い込みなんじゃない?と言う気がしてきた。

息子に聞けば中学も小学校みたいに
行事にでたりしたいと言うので
中学に居場所を作らなくちゃと思っていたけど。

息子は中学を知らないんだから、
今まで通りがいいよねえ。そこそこ満足してるしいいかな
ってなる気がする。
でも、小学生と中学生じゃ、
年齢も違う、求める物も違ってくるだろう。
おんなじでいいの??

「大人はすこしばかり長く生きているだけ」

混乱。
息子が小学校に入った時、感じた事を思い出した。
「あれ?おかしいな。ここに適応することを目指していいのかな?」
「こんなに指示ばかりなの?子どもはもっと考えられる気がする」

確かに、子どもは知識や経験が少ないけど。
だからって、大人より劣った存在で、大人が教え込まなければいけないだけのものなのか?

子どもは子どもで、しっかり「自分」があって、
その年齢なりに「きちんと自分で選択できる」
のでは?

だから、大人は少しばかり長く生きているものとして、
必要な情報を子どもに出せばいいだけなんじゃない?って。

そう思っている私からみると小学校入学当初は
学校に対する違和感でいっぱいだった。

息子が通っていた幼稚園は
虫取りして畑から野菜を収穫して、みんなでカレーを作ったり。
飼ってる鶏は夏休みもお世話しないと死んでしまうからと
順番にお世話したり。
ケンカしてぶたれたら痛かったり、なかなか仲間に入れなかったり。
子どもなりに生命を感じて、自分と世界が繋がっている事を
感じさせてくれている気がしていた。

幼稚園までは夢の中。

年齢が変われば、自分と世界との関わり方は変わってくるのが自然。

だけど、国語も算数も世界に繋がっていない気がした。

自分と周囲の世界とのつなぎ目が切れてしまって、
勉強はただの、めんどくさい、なんの為のものか
分からないものなってしまった。
息子にとっては。

たぶん息子は、もっとリアルなものに触れたいと思っている。
世界がどう動いているのか知りたいと思っている。

「国語でも算数でも面白かったら遊びなんだよ。
 つまらないのが勉強」
息子はそう言った。
息子にとって、「遊び」のように夢中になれる場所。
そんな場所を自分でつかみ取れるヒトになってほしいなあと思う。

その為に今、必要なステップはなんだろう?
そこから考える必要がありそうだ。


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