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不登校って何だろう。親の目線で思う事。~息子にとって人生はローリスクハイリターン!?~

「息子のつぶやき」
小1から五月雨登校。現在、小6の息子。
昨日の息子のつぶやきです。

「人生ってゲームだね~」
マイクラをさっきまでやっていたから、マイクラの話かな?何の話だろうと思いつつ聞いてみる。

「人生はRPGみたいだってこと?」(私)

『まあ、そういうことかな。人生はローリスクハイリターンのゲームみたいなものだなって。』(息子)

『ほとんどの場合、試すだけ試せるでしょ?』(息子)

「どういうこと?」(私)

『ズボン切ってみたらどうなるかな?とか』(息子)

「あー。そんなことしてたね。でも、めっちゃ怒られるかもじゃん。それリスクじゃないの?」(私)

(息子は幼稚園くらいの時に、自分の服の袖を切った事がある。
理由は「切ってみたらどうなるかなー?」って思ったんだそうだ。
大人からしてみればただ、袖が切れるだけだろ!?と思うけど、息子としては何が起きるか試してみたかったらしい。)

『怒られても、生きていけるじゃん。だいたいのことは試しても生きていける』(息子)

「リターンどこにあるの?」(私)

『試したら自分は(結果が)分かって満足するじゃん。それがリターン。分かるだけで俺にとってはプラス。』(息子)

『分かるという事が自分なりのリターンなんだよ。生きていればいくらでも試せる。だから、ローリスクハイリターン‼‼』(息子)

「生きてるだけで丸儲けみたいな?」(私)

『まあ、そうだね』(息子)

「人間って回復するものなんだなと」
なんで、突然こんな話をしだしたのか分からないし、内容もあるようなないような‥‥。

でも、息子は「元気」ということなんでしょう。

小1のときから数年間は遅刻すると人目を避けて、校庭の水道の陰やら柱の陰に隠れて返って目立つということをしてましたが。

今は堂々たるもの。
低学年の素朴な疑問で「どうして途中で帰るの?」としつこく聞かれても「俺は家で自分に合った勉強をするから帰る」と返答し、その子がキョトンとしているのも構わず帰っていきます。

聞けば「そんなことを恥ずかしいと思っていたら不登校なんてやっていられない」という半ば開き直りのような感情ではあるものの。

それでもトータルすると「生きているのはリターンが大きい」という事なんでしょうから。

息子は、ギリギリ同じ学年の子に追いつける程度に勉強し、

マイクラ・マリオメーカー・スクラッチをやり込み。
たまに、絵を書いたり作曲してみたり。
YouTubeから得た雑学を頭に詰め込み…。

特性のせいもあって、なかなかうまくアウトプットできないことで
本人はイライラしているようだけど。
それは、また、次の課題。
でも、どうやら元気なようなので、きっと、なんとかなるのだろうと思います。








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