望まれて生まれてきたことも
僕にとったら悲劇だよと
誰かのせいにして生きてきた
数えきれぬ矛盾と
数えるほどもない確信と
両方に涙して
せめてあなただけはと
揺るがない意味と答え
この胸に覚えさせ
密かにそっと
いくつもの抜け道を作り
三歩手前の余裕を保ち
用意されたこの場所で
愛 愛 愛 叫んでいた
そう叫びながら
もしかしたらこの世に
そんなものないんじゃないかって
闇に陥って
また矛盾を一つ増やし
また確信を一つ減らし
それでも…
あなたがそこにいるっていう
真実さえあれば
僕が求めるすべてを
僕が与えられるって思えるんだよ
あなたが失くしたすべてを
僕が取り戻せるって思えるんだよ
あなたが求めるすべてを
僕が与えられるって思えるんだ