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愛をありがとう
近所の方が、お亡くなりになられました。
私がここに引っ越してから、2~3回ほど顔を合わせた方でした。
まだまだお元気な、両親と近い世代の方で、夏ごろから体調を崩していたとは知っていましたが、まさか亡くなるだなんて、思いもしませんでした。
梅をいただいたり、みょうがをいただいたり。
私が直接話すということはなかったのですが、その方が草刈りする音や、刈った草を焼いているにおい、その方の気配、その方の存在を思い出します。
先日、パートナーと劇団四季の『夢から醒めた夢』の話になり、彼がその中の『愛をありがとう』という歌が好きなんだ、と話していました。
葬儀に参列した彼が、帰宅後にその歌を口ずさむのを聴いて、その亡くなった方の姿が浮かび、胸が熱くなりました。
愛をありがとう 優しさをありがとう
寂しいけれど さようなら
心と心が 僕たちをつないで
愛を胸に さよなら
その方に、ありがとう、と思いました。
その方の存在に、ありがとう、と。
きのうは阿部敏郎さんの「命のイベント」に参加し、すばらしい体験をさせてもらったところでした。
大いなる命が、私たちを生きている。
右に行っても、左に行っても、行くところは同じ場所。
形はなくなっても、永遠のいまここに、命は存在し続ける。
深い深い場所で、みんなつながっている。
旅立つ人に、旅立った人に、ありがとう、またね、と言いたいです。
きっと、旅立つ人も、旅立った人も、手を振って言っていると思う。
ありがとう、またね。
🌼🌿