世界がひとつになるまで
自分を癒しはじめて、私は自分の本当の姿を知るようになりました。
自分の思っている自分と、実際の自分が全く違うこと、大きなギャップがあること、気がつくようになりました。
真実を知っていくこと、本当の自分を知っていくこと、真の自己認識というのは、ときにとても難しいことです。
ノージャッジ、ノーイメージでいることが難しくて。
ただそうである、という状態を、ただ認める、ということが、難しいと感じます。
簡単なことが、一番難しい。
難しくしてしまっているのは私です。
そんな自分も、できるだけノージャッジ・ノーイメージで見つめながら。。
同じ道をいく先輩・仲間の存在と、サポートがあって、ここまでこれたなと感じています。
今見ている景色は、今しか見えない景色―。
ある方が教えてくれて、じんと響きました。
理想の姿を追い求めるのではなく
今の私に見えるもの、聞こえるもの、感じるものを、ようく味わおう。
あとはプロセスが教えてくれる。
大きな流れと、大きな存在が、きっと導いてくれる。
プロセスを信頼しよう。
そんなことを想いました。
『世界がひとつになるまで』という歌があります。
つい最近、この楽譜が出てきて、懐かしいなと思ったところでした。
3年前、勤めていたフリースクールで合唱の伴奏をした曲です。
お風呂の中で、ふとこの歌詞の一部がよぎりました。
《世界がひとつになるまで ずっと手をつないでいよう》
今、私の世界には、たくさんの混乱(カオス)がある。
喜びも、悲しみも、不安も、葛藤も、たくさんの頭の中を流れる声やイメージも。
真実と、真実でないものが混在している。
”ひとつ”には程遠い今だとしても
二元性を超えて、どちらもある、そして、ぜんぶある、そんな世界を夢見て
私は私と、ずっと手をつないでいよう。
自分の中の二元性を、ありのままの私のカオスを、ホールドしながら。
今見える景色を、しっかり見ていよう。
そんなことを想いました。
自分の中のカオスを、毛嫌いしないで。
立ち止まり、ゆっくり呼吸をして
自分の中にあるものを、何ひとつ捨てないで。
ひとつひとつ、ひとつひとつ
大切に拾って。
どんな自分とも、一緒にいる。
世界がひとつになるまで。