見出し画像

ママ、自分のこと好き?

「soraちゃん、自分のこと好き?」

そう息子に唐突に聞かれて私の頭の中に浮かんだのは

キ ラ イ

の3文字だった。

でも息子に言えるわけもなく、
「ん〜、普通、かな」
と答えておいた。

息子はふーん、としかめっ面をした。

じゃあ息子は自分のことが好きなのかというと、
「大好き!」
と元気に答えが返ってきた。

「かけっこはちょっと遅いけど、自分のことは大好きだよ」と。

一方、私は自分に自信がない。

小学校の時にいじめにあって、
社会人ではポンコツで、
母親になってもやっぱりポンコツで。

自己肯定感は限りなくゼロに近い。

なぜか悪目立ちするらしく、
ものすごく好いてくれる人と、ものすごく嫌ってくる人がいた。
容姿が良いから目立つとかそういうことでは全然なくて
「みんな同じことをしているのになぜか一人だけ叱られる」タイプだ。

ものすごく嫌ってくる人達を避けるために
なるべくひっそりと存在を消すようにするのが常だ。
透明人間になれる薬があったら、絶対に使っていると思う。

でもnoteに正直な気持ちを綴り始めてから
少しずつ自分の気持ちを表に出すことができるようになってきた。

「キライ」だった自分のことも「まあまあ好き」に昇格した。

相変わらずポンコツだけど、それでもいいじゃない?

そう思えるようになったのはnoteのおかげだ。

次に息子に聞かれたら、「まあまあ好き」って答えよう。



いいなと思ったら応援しよう!