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lisa500ml
ママ、自分のこと好き?
「soraちゃん、自分のこと好き?」
そう息子に唐突に聞かれて私の頭の中に浮かんだのは
キ ラ イ
の3文字だった。
でも息子に言えるわけもなく、
「ん〜、普通、かな」
と答えておいた。
息子はふーん、としかめっ面をした。
じゃあ息子は自分のことが好きなのかというと、
「大好き!」
と元気に答えが返ってきた。
「かけっこはちょっと遅いけど、自分のことは大好きだよ」と。
一方、私は自分に自信がない。
小学校の時にいじめにあって、
社会人ではポンコツで、
母親になってもやっぱりポンコツで。
自己肯定感は限りなくゼロに近い。
なぜか悪目立ちするらしく、
ものすごく好いてくれる人と、ものすごく嫌ってくる人がいた。
容姿が良いから目立つとかそういうことでは全然なくて
「みんな同じことをしているのになぜか一人だけ叱られる」タイプだ。
ものすごく嫌ってくる人達を避けるために
なるべくひっそりと存在を消すようにするのが常だ。
透明人間になれる薬があったら、絶対に使っていると思う。
でもnoteに正直な気持ちを綴り始めてから
少しずつ自分の気持ちを表に出すことができるようになってきた。
「キライ」だった自分のことも「まあまあ好き」に昇格した。
相変わらずポンコツだけど、それでもいいじゃない?
そう思えるようになったのはnoteのおかげだ。
次に息子に聞かれたら、「まあまあ好き」って答えよう。