愛すべきダメ男の映画とかドラマとか
ダメ男。
そんな言い方して男性のみなさん、ごめんなさい。
ちょっと頼りなくて、不器用で。
でもどうしても離れられない。
そんな魅力がダメ男にはある。
そばに付く女性が必ずしっかり者なのは
そういうふうにできているのかもしれない。
アルフィー
女から女を渡り歩く色男、アルフィー。
気ままに恋愛を楽しんでいたが
ある日、やっちまった。
取り返しのつかないことを。
なにやってんだ、俺。
ジュード・ロウぐらいの美形じゃないと演じられない役柄。
ジョス・ストーンが歌う「Alfie」も心にくる曲だ。
人のセックスを笑うな
美大生男子、みるめ。
ふにゃふにゃでなんとなく生きてる感じ。
年上の先生のゆりちゃんに恋をして、思いっきり振り回されるひと冬。
松山ケンイチのゆるい存在感がとても良い。
リービング・ラスベガス
アル中ですべてを失った脚本家、ベン。
こうなったらラスベガスで飲みまくって死んでやる。
そこで娼婦のサラと出会う。
自暴自棄になってもうめちゃくちゃだけど、それが切ない。
ニコラス・ケイジはいい役者さんだ。
陰謀のセオリー
陰謀論にどっぷりハマる男、ジェリー。
女性弁護士に危機が迫っていることを察知するが…。
ジェリーが自室に仕掛ける防犯システムがすごく印象に残っている。
そして組織から逃げる方法が軟弱で独特。
ダメだけど、ダメじゃなかった!
(夢だけど、夢じゃなかった!)
メル・ギブソンが「ダメだけどなんか強い」、
微妙な線をうまく演じている。
メイドの手帖(Netflixドラマ)
すみません、このドラマを紹介するのは2度目です。
今回は「ダメ男」という視点から。
パートナーのアレックスにDVをふるうダメ男、ショーン。
アレックスに逃げられてからもすがりつき、
やっともらったチャンスも上手くやれずに逃してしまう。
でも実はアレックスを陰で支えていたこともいっぱいあった。
ああ、不器用でいじらしい。
私が昔にちょっとだけ付き合った彼に似ていて切なくなる…。
彼も生きるのが不器用だったな。