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長嶋監督くらい

※ブログ「そらさんの日進月歩」2006/7/13分転載

巨人の長島終身名誉監督が、王さんのお見舞いに行かれたらしい。長島監督70才、王監督66才。いまや人生80年。二人ともまだまだお若いといえるだろう。年を重ねると病気も出てくるけど、まだまだ頑張ってほしいものだ。

長嶋さんをテレビなどでお見かけすると、勝手ながら人ごととは思えない。長嶋さんが脳梗塞で倒れられてから、どのくらいが経つのだろう。うちの母の1年くらい後だったかな。病後2年くらいなのかな。うちの母は「脳出血」で、長嶋さんは「脳梗塞」なので、病気は違うけれども、症状、経過などはとても似ているように思う。

長嶋さんは自力で歩行されるだけ、母よりも症状は多少軽いのかもしれませんが、見ている感じ、大体似通った程度のように思えるので(麻痺も右側で同じ)、長嶋さんと、ご家族が辿った経過が手に取るようにわかる気がするのだ。

なので、うちの母の現状を全く知らない方に説明する時には「長島監督の症状と、とても似たような状態なんです。」という風に話をさせて頂くことがある。そうすると、ニュアンスとかイメージが伝わりやすく、「ああ〜、そうなんですね」と話が早い。

長嶋さんも、最近はテレビでお見かけする機会も増えている。野球観戦なども、以前より頻繁なようにお見受けする。状態が安定しておられるのだろう。あのようににこやかに出てこられているが、ここまで来るにはとても大変だっただろうなあとしみじみ思う。

たくさんリハビリをされたことだろう。もちろん、今も続けていらっしゃるだろうし。杖をついて歩いておられるが、靴は革靴などではなく、リハビリ用のシューズを履いておられるので、それを見るとちょっと切なくもなる。

片麻痺の人には最も怖い「転倒」にも、側についているご家族がさりげなくフォローしておられたり。大変ご苦労されただろうな。でもよくやっていらっしゃるな。と、これまた勝手に気持ちを共感してしまったりして。

せっかく首位独走だった巨人、すっかり負けが続いている。おかげさまでカープが4位に浮上。ごめんなさいね。

※2024/8/25追記
東京ドームに観戦に行くと、いつも出迎えてくださる長嶋さんの写真をトップに。今年も巨人と広島、お互い良い戦いをしています。

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