【テストセンターで受検できる資格|第2弾】日商簿記検定2級・3級
おはようございます!WEBライターのsora(そら)です。
スキマ時間や移動時間、日々のちょっと空いた時間で勉強してスキルアップしたいですよね!
終身雇用制度が徐々に崩壊しつつあるいま、個人のスキルアップが必須となってきます。
スキルアップには目に見える結果が欲しいですよね。
ただ資格試験を受けるには自分の適正に合った資格を調べて〜資格について理解して〜勉強して〜試験申込して〜やっと受検とかなり労力と時間が必要となってきます。
そこでサクッと勉強して受検して、すぐに合否も知りたい!という方におすすめなのがテストセンター(CBT)方式の試験。
今回はテストセンター(CBT)で受検できる資格特集【第2弾】日商簿記検定2級と3級について解説いたします。
簿記はこんな方におすすめ
簿記の資格って経理部のひとが取る資格でしょ!
いえいえ、もちろん経理部の方には必須の資格ですが、社会人にとっても簿記の理論を学ぶことはすごく大切です。
それではどんな方におすすめなのか?
❶企業会計を理解したいかた
❷投資や資産管理に興味があるかた
❸FPの勉強をしているかた
簿記ってなに?|なるべくわかりやすく!
「簿記」という言葉を知らない方は少ないと思いますが、実際にどのようなことを学ぶのか、どのような資格なのかきちんと説明できるかたは少ないと思います。
簿記のことばの成り立ちとどんなことを学ぶのかについて簡単に説明します。
簿記は【帳簿記入】の略称です。
この四文字の漢字の間2つをとって「簿記」といいます。
では、「簿記」とはなになのか?
企業の会計管理について理解することが「簿記」の本質です。
一言でいうと「企業の家計簿の勉強」です。
最近では家計簿をつける家庭は少ないと思いますが、企業は日々の取引(お金の流れ)を一定のルールにしたがって記帳することが必要です。
なぜか?
企業の経営を健康に保つため。
あなたも自分が働いている会社の経営状態は気になりますよね。
そして経営状態は毎月の給与や賞与にも直結してきますし、企業の経営状態が悪化すれば最悪「倒産」することもあります。
企業は日々の取引とお金の流れを「簿記」という「手段」によって記帳し、日ごと、月ごと、年ごとに確認することで常に健康的な経営をする必要があるのです。
そして「簿記」は全世界共通のルールです。
「簿記」という言葉だけ聞けば日本独自のルールじゃないのかと勘違いする方もいらっしゃいますが、英語では「book keeping」と表記します。
しかも、簿記の歴史は紀元前までさかのぼる、とこれ以上は長くなってしまうので本記事では割愛します。
簿記を理解することで、日々の企業活動や決算の理解、特に営業職の方にとっては日々・月・年間の営業数字の正確な報告がどれだけ大切なのか、本質を理解することでできます。
わたしも簿記を理解するまで営業数字は最後に達成していればよいものなんだという理解しかなかったですが「簿記」を理解して考え方が180度変わりました!よい意味で!
また簿記を理解することは自社だけではなく取引先や仕事を進めていく上で関係する会社の経営状況を把握することにもつながるため、営業だけではなく社会人の必須スキルだと思います。
また「簿記」を理解すると「家計管理の本質」にも気づくことができます。
FP勉強の初期に学ぶ「ライフプランニングと資金計画」との親和性も高いため、わたしは「簿記とFP」は同時に学ぶと勉強効率が格段にアップすると考えています。
脱線ばかりしてしまいすみません!
まとめると簿記は、
・「帳簿記入」の略
・「企業の経営状態」を理解するのに必須の知識
・「全世界共通」の企業会計ルール です。
今回の記事では簿記とテストセンターについて解説しますが、今後の記事で簿記の歴史や必要な知識、効率的な勉強方法、勉強ステップ等について具体的に解説します。
おたのしみに!
試験概要
資格名|日本商工会議所 簿記検定試験 2級・3級
試験方法|CBT方式(コンピュータ試験)*CBT試験が受検可能な全国300箇所以上の会場で毎日受検可能(事前予約制)
試験時間|2級は90分、3級は60分
出題形式|2級「選択式+入力式5題以内」、3級「選択式+入力式3題以内」
受検資格|なし*どなたでも受検可能かつ2級からでも受検可能*
合格基準|100点満点中70点以上
合否結果|即時判定*試験後に合否結果が表記されたスコアポートが配布されます
合格率|2級 15〜30%程度、3級 40〜50%前後
受検料(税込)|2級 4,720円 3級 2,850円*別途事務手数料が550円(税込)必要です
試験時持参物|身分証明書(氏名・生年月日・顔写真いずれも証明できるもの)、電卓(計算機能のみのもの)、筆記具は会場にて貸し出しされます
申込方法|CBTソリューションズのWEBサイトよりお申込みできます
*出典|CBTS受験者ポータルサイトより|2024年4月4日現在
受検方法はCBT方式なのでいつでも受検可能!
受検料もそこまで高額ではないため比較的何度でもトライ可能!
合格率は3級で40~50%前後、2級で15~30%程度ということをみるとしっかり試験対策のための勉強をすることが必要ですね!
合格すると
試験後に配布される2次元コードにて「デジタル合格証」を入手可能です。
また履歴書にも資格を記載することができます。
また日商簿記2級・3級は合格すると下記のスキルを持っていることの証明となります。
2級|経営管理に役立つ知識を有していることの証明
3級|ビジネスパーソンが身につけておくべき必須の知識の証明
*3級はビジネスパーソンの基礎知識の証明となるため持っていてデメリットはないですね。
出題される内容
試験を一発で合格するためにも「出題内容や範囲」の理解は必須です。
2級・3級それぞれの出題内容について記載しますね。
日商簿記3級
第1問〜3問にわかれています。
出題範囲と配点は下記です。
【第1問】
仕訳問題:45点
配点は3点✖️15題=45点。出題内容は決められた「勘定科目」で「仕訳」を行う基礎的な仕訳問題。
【第2問】
帳簿記入・勘定記入など:20点
配点は20点。出題内容は補助簿の作成や勘定記入などの基礎的な処理。
【第3問】
試算表作成:35点
配点は35点。出題内容は決算整理絡みの総合問題が出題されます。
日商簿記2級
第1問〜第5問まであります。こちらは出題範囲のみ記載します。
【第1問】
仕訳形式の問題
【第2問】
特定分野に関する問題*応用含む
【第3問】
決算整理に関する総合問題
【第4問】
工業簿記の仕訳問題、製造原価報告書の作成問題
【第5問】
各種原価計算の全額計算
*3級と比較するとかなり出題範囲が広がり専門的になるため、勉強時間の確保が必要です。
勉強用のテキスト・問題集・その他の紹介
簿記の勉強に関するテキストや問題集はかなり普及しているため勉強方法はさまざまです。勉強するかた一人ひとりの特性に合わせて勉強方法を選ぶ必要はありますが、わたし個人としておすすめするテキスト・問題集・その他を簡単にご紹介します。
テキスト
みんなが欲しかった!簿記の教科書
TACより出版されているテキストです。「みんなが欲しかった資格試験シリーズ」は内容がまとまっており読みやすく勉強の効率性が高いです。
問題集
みんなが欲しかった!簿記の問題集
こちらも同じくTACより出版されている問題集です。「みんなが欲しかった簿記の教科書」と連動しており、各カテゴリごとの問題について参考となる教科書のチャプターも記載されているため勉強しやすくおすすめです。
その他|youtubeチャンネル
【簿記系You Tuber?】ふくしままさゆきさんの動画は大変おすすめです!
「簿記の知識をただ覚える」ではなく「理解して覚える」ことを目的として各動画がつくられています。
そのため「簿記の知識」をきちんと理解して「合格」に近づくことができます。簿記は覚えることが勘定科目だけでも大量にあるため、ふくしままさゆきさんの動画で理解して勉強することで、理解して覚えることができます。
そのため簿記知識の定着に最適です。
大体2~3周、動画を閲覧し概要欄にある問題をきちんと解くことで、簿記の知識を一通り理解して学ぶことができるでしょう。
動画は簿記3級で25コンテンツあるため途中で挫折しないことを祈ります!
*youtube|【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆきさんチャンネルより
みなさんの簿記学習が効率的かつ楽しく、そして合格につながることを願っています!
まとめ|簿記はビジネスパーソンの必須スキル
以上がテストセンターで受検可能な資格【日商簿記2級・3級】についてです。
いかがでしょうか?
簿記はビジネスパーソンの必須スキルです。簿記を学ぶことで自社や取引先、関係会社のことを会計レベルで理解できることはもちろん、資産管理や運用、投資先を選定するうえで必要な企業分析の一助になることは間違いありません。
この記事で簿記に興味を持っていただけたなら、ぜひこれから簿記勉強・資格取得にチャレンジしてください!
みなさんが資格取得し、簿記を活かしてビジネスを円滑に進められることを祈っています。
また、簿記の歴史や必要な知識、効率的な勉強方法、勉強ステップ等について別記事を作成しますので楽しみにしていてください。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
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