入院初日「え?」
何回かに分けて、精神科病院入院エピソードを連ねていく。
前回の投稿で「水曜日に」入院のはずが、3日早く入院した。フラッシュバックがぐわっときて、急遽って感じ。(事前に病院に連絡して)
既に纏めてある荷物と共に病院へ。
「任意入院」と名のつく休養入院だ。
ただ私の場合、その時もう精神的に落ちていて、主治医曰く
「通常、開放病棟のつもりでしたが、強い希死念慮が見られますので“急性期閉鎖病棟”になります」との事。
まぁ何回か入院しててどれも閉鎖病棟なんで了承
が、、
「ソラさん、明日には急性期病棟に移るようにするから、一晩だけ療養病棟で我慢してください」
ファッ?!
この病院の療養病棟は一回入ったことがあるが、とても休養できる環境では無い経験をしたので、思わず「ファッ?!」と口に出したw
その後、レントゲンと心電図からの精神保健福祉士との書類書きをしたと思えば、2人くらいの看護師さん登場。
親と別れ、トボトボと病棟へ向かう
あの、病棟へ。
ナースステーションから知ってる看護師さんが笑顔で手を振ってくれて「また、しんどくなったん?」 …ハイ、また、です(汗
その後身体測定し、謎の観察室へ。
謎、のである。
ナースステーションと薄い壁一枚で隔てる「特別観察室(個室)」だった。
この病棟の観察室は基本2人部屋だが、ストレスなく過ごすための看護師さんなりの配慮?
しかし、トイレまで果てしなく遠い部屋だった。
建物が “回” の作り?(分かる?)
真ん中が中庭になってて、保護室エリアから行けば近いが無理なので、ぐるっと遠回りしてトイレへ行かなくては行けない。
更に観察室エリアと通常病室は開けにくいドアでゾーニングされている。
間近で保護室からけたたましい壁を叩く音や悲鳴が聞こえる+ナースステーションの看護師さんの声丸聞こえ。
しばらく放心状態にもなるし、トイレ行く時は決死の覚悟の如く済ませてきた。
まもなくして夕食が運ばれたが、ご飯の量エグい…おかずは一品、いまだになんていう献立か分からないやつだった。
が、暇な入院の中の楽しみでもあって
美味しく完食。
この病院は消灯21時なのだが、夕食後すぐに食後の薬が来て、19時半に眠剤が来た。
え?バグですか?
ってなった。
「まぁでも21時消灯だろう」と思って物思いに耽ってたら、20時、パン!との音と共に電気が消えた。
へ?腕時計壊れた??
壁越しにナースステーションの時計を見ても確かに20時。
今のこの世にこんな早い時間に寝ろとかキツいってww
おかげでほとんど眠れず初日が終わった。
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