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私に出来ること


時々思うんだ。

このまま寝たきりになって、
誰かにずっと迷惑かけて生きてくくらいなら
もういっその事さっさと死んでしまった方が
周りの人の為なんじゃないかって。

そんなこと思ってるなんて
彼に知られたら、
きっと引っぱたかれそうだけどね。

『俺を置いて行かんといてくれ、頼むから』
って
私の腕で泣き崩れたあの日の彼を
私は忘れることは無いと思う。

それでもやっぱり、
私はただ彼を、私の病気で
縛り付けてるだけのように思えてしまうんだ。

束縛するパートナーなんて好きじゃないって
私自身が1番言い続けてきたのにね。

今は私が、1番大切な人を縛り付けてる。
大きな二律背反。皮肉すぎて笑えるよね。

ごめんね、本当にごめんね。

私に出来ることは、
貴方がいる限り、貴方と共に
諦めずに闘うことだけ。

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