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古いレコードプレーヤ 思いっきり活用計画・・・テープ入力端子を活かす

今の世の中、わからない事があればインターネットという膨大な情報のるつぼに検索をかけることで、望んでいる情報を手に入れることが出来る様になった。
自分みたいな対人的な交流がとても薄い人間としては、この上なく有り難い。そして、色々とやってみたいなと思ったことを既にやっている人のとても多いこと。そして、その人達がしっかりと記録をWEB上に残しているからこそ、わからない事を調べることが出来る。
ネットで持ちつ持たれつという関係になるためには、自分がチャレンジしたことを(それがたとえ失敗したことであっても)残しておくことが大切だと、この上なく感じる。

と、前置きが長くなったが、ビクターのレコードプレーヤMSL-501Bをどんどん活用しようと考えた。

レコードプレーヤMSL-501Bを実家で使っていた30年前から、実はずっと気になっていたことがあった。裏側に「TAPE」と書かれている5つ穴の空いた端子があった。まだ、その頃は電気に関する知識も何も無いし、何を調べたらこの端子に関する情報を集めることが出来るかもわからなかった。おそらくは、ここにあった端子につながるケーブルをはめ込めば、テープの曲をこのプレーヤをアンプとしてスピーカから流すことが出来るのだろうというのは予想が付いた。だが、その時は結局わからずじまいで30年以上が過ぎてしまう。

そして、現代。
色々と音響に関する知識も、機材を扱わざるを得ない職種に一時放り込まれたことにより、なにがしか付いてきた。
そして、いざ改めてプレーヤMSL-501Bの裏面を見てみると、DINという規格っぽいなと予測する。
そして、Googleで検索。

はい、見つかりました、5DINの端子でステレオの信号のやりとりをする規格があるということを。今は、MIDIの規格としても使われているみたいだというのもわかってきた。
じゃあ、現物は手に入るのか?
アマゾンで調べると、これまたすぐに見つけることが出来た。ケーブルの長さなども含めて、数多くのお店が出品している。値段もそんなに高くない。ただ、購入して「はい、ダメでした」は嫌なので、評価などを慎重に見ていく。
そうすると、ビクターではないもののこの規格でアンプとデッキのやりとりをしていた機器があったみたいで、それのために購入したという人が多くあった商品を購入することにした。
そして、そのケーブルが届く。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07593LQDG/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_gKDaFb0T23F6F

梱包を開き、ケーブルをレコードプレーヤMSL-501Bに差し込む。
うん、しっかりとはまった。
反対側はミニステレオプラグになっている。こちらをパソコンからUSBでつないでいるD/Aアダプタ(これについては、またいずれ別の機会にまとめる)につなげる。普段は、これからBOSEのアンプ内蔵ブックシェルフ型スピーカーに出力して音楽を聴いている。どうしても直接Macのイヤホン端子から音声を出力するとノイズが入ってしまう。だから、USBで出力した信号をD/Aアダプタで変換した方が音は良い。その機器に購入したケーブルをつなぐ。

そして、いざiTunesで音楽を再生。

かける音楽は、昨日レコードで聴いたDoobie Brothers。
これで、同じ出力機器から音を出してみてデジタルとレコードの音の違いを聞き比べることが出来るというわけ。ちなみにiTunesにCDから取り込んだときは、AIFFファイルで圧縮はかけていない。

いざ、再生。

はい、これは完全にレコードが勝ってます。音の切れという言い方が良いのかどうかはわからないが、感覚的には全然違う。レコードの方がとても聞きやすいし、細かな音がしっかりと聞き取れる。立体的。
ちなみに、BOSEでも音を出してみた。そうすると、さすがBOSEという感じがする音がしている。この辺は、アンプの性能の差があるのかもしれない。
ただし、同じアンプを通すという限りで行くと、圧倒的にレコードの方が良いのは間違いない。
良いレコードプレーヤを使うと、もっと良い音が鳴るのか?と、沼の入口に片足を突っ込み欠けている感覚にもなってくる。そんな衝動は、正直なところ今の自分にはまずい。
それよりも、レコードで音楽を聴くことの素晴らしさをどんどん積み重ねて行った方が良いに決まっているし、そっちの方が安上がりだ。

さて、次はサントラを聴くぞ。これもものすごく楽しみ。

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