ああ、やっぱりレコードの方が良いぞ!!
昨日、町に出る目的は2つあった。
一つは、オリンパスXAをカメラ屋に持っていくこと。
そしてもう一つは、レコード屋に行ってレコードを買って帰ること。
手にしたかったレコードは、
「レコードが普通の時代にレコーディングした楽曲のレコード」
仮説として、アナログが普通の時代のレコードは、もしかしたらCDで聴くよりも音が良いかもしれないということを考えていた。
でも、どんなレコードがあるかは行ってみないとわからない。
ネットで調べたレコード屋に行ってみると、ものすごい量のレコードがおかれている。棚の中にある倍以上のレコードは箱の中に入ったままで、ちょっと見るのも難しい状態。
その中で、3枚のレコードを購入した。
ジャンルは、洋楽1枚、邦楽1枚、そしてサントラ1枚。本当はジャズで1枚欲しいと思っていたアルバムがあったのだが、ジャズのレコードの量が半端なくて、探しきれなかった。
そして今、そのうちの一枚のDoobie Brothersのベストを聴いている。
アルバムを買えば良かったのだけれど、まずは入口という事で自分に妥協。自分にはとても甘い。
そして、まだ1枚目ではあるけれど、仮説は正しそうという事を実感している。
もう、むちゃくちゃ良い。
ギターやドラムやパーカッションやコーラスや、もう何もかもホレボレする。
音を大きく書けるのも良いが、特にささやかな音量でレコードをかけたときの良さがとても良い。
CDやコンピュータから小さな音で流すと、音の輪郭がぼやけてしまうが、レコードはそれが起こらない。くっきりしている。
「なんで?」
正直そう思うが、その通りなのだから仕方ない。
一つ気付いたことは、レコードの溝を針がなぞると、そこからも音がしている。物理的にふれあっているのだから当たり前だけれど、それが凄く大切な音の要素になっているのかもしれない。ここが良い音を鳴らしているのだから、スピーカーからの音が少々悪かろうが、レコードと針がならす音自体は劣化も何もしないので良い音がするに決まっている。
これは、あと2枚を聴くのも楽しみで仕方ない。