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20250118 ChromebookでLightroomなどの写真系の操作をあれこれ

最近、文章を書くことが増えてきたので、持ち出す端末はChromebookが多めになってきている。
iPad Air 3もいいのだけれど、やっぱりキーボードはそれなりの大きさがある方が扱いやすいし、段々と老眼がしんどくなってきていると狭い画面というのが辛くなってきているというのもある。
バッテリーの持ちは
MacBook Airという手もあるのだが、残念ながらバッテリーがヘタってしまって、半日持たなくなってしまっている。
そんなこともあって、Chromebookを持ち出すことが多くなった。

写真学校で学ぶようになってから、Lightroomを使って撮影したデータをレタッチすることが増えた。
基本的には、帰宅してからMacで処理をすればいいのだけれど、外に出ている間にぱぱっと処理をしてしまいたいという気持ちも出てくる。
iPad Air3ならば、読み込んでからの処理もそこそこの速さでできるというのがわかっているから、それを使えばいいのだけれど、さっきも言った通りiPadで文章を書くのが辛くなりつつあるという状況もある。
そこで、ChromebookでパパっとRAW現像が出来たらいいなと考えた。
その流れとして、昨日のセリアでのSDカードリーダーの購入につながったわけだ。
ちなみに、セリアのすぐ横にあったK's電気の店頭に並んでいるSDカードリーダーの一番安いタイプで980円。
おそらく、こちらを使うほうがデータのコピーもすぐに行くんだろうなぁとも思う。

ちなみに、Lightroomはサブスクリプトのクラウド版。
プリントアウトが出来ないなど、機能が限定されているタイプのもの。
ログインしているどの端末からでも、アップしたデータはクラウドにアップされ、またどの端末からもデータを見てレタッチすることができる。
だから、基本的にはネットに接続されている環境でしか使えないとも言える。
自分の場合は、家の中ではネット環境をしっかりと構築しているし、外に出るときはポケットWi-Fiのテザリングを使っているので、これも問題がない。

ChromebookでLightroomが使えるかどうかは、自宅で試しにアプリを開いてレタッチを行ってみたけれど、それに関しては何も問題がなかった。
ネットのスピードが早ければデータもすぐに同期される。
2020年の正月に購入した5年前のiPad Air3と比較しても、それほど変わらない印象。
以前のChromebookに比べたら、格段に性能がアップしている。

まあ、「そこそこ使える」との判断で、今日持ち出してみた。
しかし、結論としては「あくまで非常用」というように感じた。

今日は、1時間ほどの間にNIKONのD7000で200枚ちょっとを撮影した。
それを取り込んでみようと思ったのだ。
D7000のRAWファイルのサイズは、平均すると20MB。
それが200枚だから、合わせて4GBほどになる。

SDカードリーダーをつなげて、Lightroomを立ち上げファイルを読み込もうとしたのだが、全く読み込めない。
くるくると処理中を示す表示は出てくるのだが、20分くらいたっても1つのファイルも読み込むことが出来なかった。
カードリーダーとの相性が悪いのかもと考え、一旦カードリーダーからChromebookにデータをコピー。
Chromebookの本体内にデータを置いた状態ならば、Lightroomも読み込むことができるかもと推測してみた。
4GBのデータをコピーするのに10分弱ほど時間はかかったが、データを移すことには成功。
そのデータ全部を選択してLightroomに取り込もうとしたのだが、SDカードからのときと結果は変わらず同じ状態に。
おそらく、一気に読み込もうとしたのが悪かったのかもしれない。
1枚単位で読み込んでみると、時間もかからず結構すんなりと読み込むことが出来た。

つまりは、画像を選択して読み込む必要があるということだ。
この辺は、マシンパワーやメモリが足りないのかもしれない。

そんな感じで、あくまでも使えないわけではないけれど、大量に処理をするには無理があるというのがわかった。
この辺は、2011年のインテルMacBook Airのほうが、まだまだ処理能力が大きいと感じる。

ちなみに、RAWデータからJPEGへの書き出し速度については、問題がない。
ただし、一度に複数のファイルを選択してという処理ができないので、そのへんはやっぱりMac版やiPad版のアプリのほうがよく出来ているのかもしれない。

それぞれのマシンの限界がどこにあるのか?ということを把握しておけば、無理な処理をさせてイライラすることは減る。
今回、色々と扱ってみて、どこまで使えるかという目処が立ったとも言える。
能力をしっかりと把握して使いこなすことが、元々Chromebookの扱いの中で重要なポイントでもある。
パワーの必要な処理をしてもらうマシンではない。
旗艦となるマシンを持っていての、Chromebookはあくまでサブ。
サブの中でもサブであって、かなり機能もストレスなく扱えるのは限定的。
非常用として「一通りのことは一応出来ないわけではないですよ」という程度の性能は持ち合わせているという立ち位置。
そのことをしっかりと理解して扱うならば、何も文句はない。

得意、不得意があるのだからそれを使い分けられるかどうかは、扱う人の判断力やスキルの高さに依存している。
それは、人同士で行う仕事や作業と同じとも言えるかもしれない。

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