嘘つきは泥棒の始まり
役者とか俳優ってのは嘘つきなんだ
だって役名と役柄と言うこととやる事着る服や髪型性格や人生観そのものまで、全て自分とは違う者になり変わるわけだから
真実では無い人だと思う
ここまで大っぴらに、嘘のつける仕事なんて他にあるだろうか?
と、ふと思ってしまう。
詐欺師ですら、自分の人生の中のひと場面に詐欺師って一面があるだけ
でも、表向きは大っぴらに嘘ついて稼いでるんですよ〜なんて言えないよね。
詐欺って犯罪だから
その点役者や俳優ってのは
嘘をつくのが仕事なので、嘘をついてます!
って嘘という言葉を使わないまでもそんなようなことをシレッと話してたりするのだ
この役はあなたと似てますか?
という質問に
いや、全くこの役のタイプは分からなくて…
と答えたとする
でも、その役をやった事でその役者は賞を貰い
人々から賞賛を受ける
でもよくよく考えてみればその役者は嘘をついてその賞や賞賛を受けていることになる
もし、医者が余命幾ばくもない患者に向かって
あなたはあと10年生きられます
と嘘をついて治療を適当にしてしまったとして、その影響で本来半月生きられたものが3日でなくなってしまったとしたら…嘘をついた医師は訴えられてしまえば刑に処せられてしまう可能性がある
この話を役者がノンフィクション作品として演じた場合は
役者はそういったお咎めは受けなくて済む
患者役の人は死んでないし、役者は医師ではないからだ
役者や俳優という職業は
幻想の中をさまよい人々をその世界観に誘い込んで、感情体験をさせて共感性を得て賞賛される職業なのだよなぁと
これが良いか悪いかは別次元の話ということで…
生きていて全く嘘をつかない人は居ないだろう
許される嘘
許されない犯罪になる嘘
どちらも同じ嘘なのに
こんなにも違う
何を書いたんだこれは?
と
読み返してみたらこれはこれで面白いと思い
下書き保存から放り出してみようと思い
またこれも
全くネガティブな感覚では読まないで欲しくて
これは良きこと仕事として素晴らしいと
なんかdisりつつ褒めるみたいななにそれ?
私が書くのは物語でもない
エッセイというよりインチキさ
インチキなのさ
エッセイなんて偉そうなもんではない
とりあえず何となく書く世界なのさ
それが心地良いのさ
読んでくださり
ありがとうございます((。´・ω・)。´_ _))ペコリン