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うそをはく

これから盛大に嘘をつきます


私は元来めちゃくちゃわがままで甘えん坊で
常に誰かが隣にいて支えてくれていないと
トイレにも行けないような弱虫で意気地無しで
存在すること自体不必要だったりします

君のその腕の温もりを感じながら
スヤスヤと眠る私がいたとしますね
ずっとずっとスリスリしてまるで猫のように
ゴロゴロとしたりするんです
頭なんて撫でられた時には細胞が溶けるほど
脱力しながら安らぎます髪を撫でられるのは何よりの癒しですね
そうですね後ろからハグされるのも
耐えられないでしょう腰砕けです



ええやん
こんな可愛ええ女最高やろ

来年50になるババアが女子中高生のような
とんでもない妄想をしながら生きてるとか

気持ち悪すぎるのでやめてくださいね


私はひとりっ子で
親も周りの大人たちも常に忙しく
私の記憶の中には誰かと一緒に居た事より
1人薄暗い廊下の記憶や
1人仏間で遊んだ記憶
教わったままやり続けたかぎ針編みの鎖編み
無理言って買ってもらったファミコンのゲーム
自分でテレビの後ろの端子に繋いで遊んで
また自分で片付ける
ご飯も1人の時が多く
学校でも友達となにかした事より
1人廊下を歩く記憶ばかりで
給食も誰とも話さないような
とにかく1人の時の記憶ばかりです

小学四年生の時の秋から冬の間位の季節
6時間目の授業中にふと窓の外の校庭をぼんやりと見ていた時に空から不思議な感覚が降りてきて、「あれ?私ここで何してるんだっけ?」
と授業まるで無視してボケーッとしてた事がありましてね。
その時から宇宙の一部だとなんか分かってたので、私は人と同じ様には生きられないんだなと言うのを知った瞬間だったのですけれど
あの日から40年経ちまして
やっとまともにあの時感じたそれらを理解出来た次第であります。


妻ならいですねこんな話

失礼しました

すいませんでした
全て嘘です

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そら<独りごと>
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