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夏のお野菜『冬瓜』


丸ごとの冬瓜

野菜売り場で働いていて、加工して売り場にだしたり、並べたりしていると
『あ、これ今日買って帰ろ』っと
ほんの数時間いるだけで、色々買ってしまい、なんの為に働いてるんだろ?ってなることが多すぎて困る。
困るんだけど、楽しくて仕方ない。

 先日は、まだまだ旬の『冬瓜』を買ってきちゃった。冬瓜って丸のままだとほんとに大きくて楕円の緑色が存在感を放つんけだけど
大体、どこでも切って売られてますよね。

 売り場に出すために、冬瓜を切ろうと持ち上げると『痛っ!』と。
冬瓜をよーくみると、小さいトゲトゲというか、結構しっかりめの産毛というか、それがうわーっとついているではないですか。

知らなかった。ツルツルだとおもってた。

周りにいたスタッフにも
『ねえねえ、これ見てぇー』と共有。
ここはまだ出来て1年たっていない店舗なので、みんなが新人さん。
あらゆる情報は共有するべきなのです。
私は意識して、共有すべく色んな話を振ります。
おそらくここでも、最高齢者。
おばちゃんも、置いていかれないように頑張っております。

 そんな冬瓜の痛い産毛をペーパータオルで優しく落とし、綺麗なツルツルにしてから加工しました。真っ白なのが鮮度の良い証ですよ。

さて、そんな『冬瓜』
夏に出回るのに『冬』の文字
不思議ですよね。

 切ったものを買ってくる私たちには
あんまり縁のない丸ごと冬瓜は
丸のまま、冷暗所で保管すると、冬まで持つらしいです。だから、冬の瓜なんですね。
味は落ちるらしく、やってみようとは思わんけど
冬まで保管した人の、冬の冬瓜は切らせて欲しいなぁと思いました。

冬瓜と鶏肉のスープ


 今回は冬瓜を大きめに切って、何故かいつもやらない面取りのような事をしてみました。
写真から伝わってないなぁー(笑)

鶏肉をひと口大に切り、焼き目が少し着くまで焼きます。油をしっかりおとしてから、冬瓜の待つ鍋の中に入れます。
今回の味付けは
『のどぐろだし塩』

のどぐろだし塩


これがねぇ、ほんとに美味しくて
これだけで完成な訳ですよ。
他には何も入れません。
あ、ちょっとだけ片栗粉でとろみを。

ネギをのせたらいい感じ。

 冬瓜はあと少し売り場でお目にかかれそうですね。とっても低カロリーで、身体を冷やす働きのある夏のお野菜。
利尿作用があるので、むくみの気になる時など是非。

これ以外のこの日のおかずは
茄子の甘辛炒め

茄子の甘辛炒め

いつかのいちじくの甘露煮をつかって、ポークソテーにかけるイチジクソースをつくりました。ワインとバルサミコ酢とバターを使いました。オシャレな我が家に向かない、美味しい味でした。

ボークソテーいちじくソース

まだまだ夏の野菜も活躍中です。
去年『とろとろステーキなす』という茄子の品種?にどハマりしたのですが
もう、売ってるのかな?
自分の職場には入ってきていないので
見つけたら、またお料理してみます。
めちゃくちゃ美味しいんですよ。

ここまで、読んでいただきありがとうございます。もうすぐ、食欲の秋ですね。
危険です。危険⚠️

でも、美味しいものはやめられないですよね。

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